庭・植木の手入れリーダー 角山 正男 掲載日:2024/4/8

 寒期を越して年輪を刻んだ庭木は、春の陽光と水とCO2 を得て新たな年輪を蓄えていきます。剪定は、木の成育を抑制して木が放つ美を表現させてやるための手段です。

 剪定は専門職の仕事・下手に手を加えて枯らしたら大変、そんな気持をお持ちではないでしょうか。

 木は、花の咲く木と咲かない木に分かれます。「花の咲く木は、花が終ったら剪定する」「花の咲かない木は、剪定時期の定めは特にない」このことを理解したら一歩前進です。剪定は、1 年に1回の営み、失敗を恐れずかつ大胆に、そして愛情を注ぎましょう。

 花の咲く木について山茶花や椿の花が終りましたが5 月にツツジ6 月は紫陽花、秋10月に金木犀が咲きます。

 花が終った時が剪定時です。但し、果実を求める木は、花は咲いても別物です。例えば、イチジクは1~3 月、金柑は3 月~5 月が剪定時です。

 私たちは素人です。経験して覚えました。「シモタ!」もいっぱいありました。