和田 喜代美 (5地区) 掲載日:2024/4/8
ナルクに入会して23年、イベントやナルク旅行などに楽しく参加していました。
「カラオケ」「水切り絵」の同好会を立ち上げ施設や小学校へ訪問したり、マッサージを習得して、東日本大震災後、仙台や福島の仮設住宅へハンドマッサージのボランティアに参加したり防災学校など様々な活動をしてきました。
主に、会員宅の掃除や庭木の剪定・草取りなどの支援に行き「きれいにしてもらって助かるわ!ありがとう!」の言葉に喜びを感じて長年頑張っていましたが、2020年9月に突然「くも膜下出血」に見舞われ、意識不明になり緊急手術を受けて幸いにも命は取り留めましたが、3ケ月間の入院で身体や足腰が弱り歩行困難になりました。
元気が取り柄と思っていた私は、大きなショックでなかなか現状を受け入れることができず、自分への歯がゆさと何故?という思いの葛藤で苦しく辛い日々でした。
当時はコロナ感染が蔓延し、家族にも面会ができず気持ちが沈んでいた時、会員の方々から励ましを頂いて、気持ちが安らぎ少しずつ前を向くことができるようになりました。
そして以前本部の会報に掲載されていた「失ったものは数えない、残されたものを最大限生かそう!楽しみや感動する日を送ること」の心に響く記事を思い出し、「私にもまだ出来ることがあるかも?」との思いで、今は以前から楽しんでいた「水切り絵」に取り組んで少しずつ作品作りに挑戦しています。そして週2回デイケアサービスに通って、パワーリハビリや脳トレに励んでいます。
今まで活動して貯めてきた時間預託点数は、将来使わず元気で過ごそうと思っていましたが、思いが叶わず今は頑張って貯めてきた点数を利用して、5地区の会員の方々に部屋の掃除や話し相手などをしていただき、お世話になって感謝!感謝!です。
今も時々気持ちが落ち込む時がありますが、友人や家族の励ましで、これからも健康に気を付けて楽しい日々を送りたいと思っています。
- カテゴリー
- 会報巻頭文