「野菊の会」 浜田 佳代子 (3地区) 掲載日:2024/6/10

デイサービスのボランティアへ行った時、お茶をたて利用者の方に出してくださいと言われ、茶道の心得もなく、お茶の頂き方すら知らなかった私は反省しきりでした。
そんな時、「野菊の会」があることを知り入会しました。美濃先生のご指導の下、10名で頑張っております。
毎月「ふれあいルーム」でお菓子のいただき方から、お点前までご指導戴きながら、1か月経つとまた忘れての繰り返しです。
それでも先生は優しく丁寧に教えて下さいます。毎月、庭のお花を持ってきて、和菓子を買いに走ってくれる方、90歳以上の方も2人おられます。お2人とも人のお世話をされている姿を見せてくださいます。人生の師です。皆さんに感謝しながら、笑顔に囲まれ美味しいお茶をいただいております。男性の方もおられます。
皆さま、お抹茶を一服、いかがですか。
お茶を点てない会員 上田 卓是(7地区) 掲載日:2023/10/10

野菊の会は2011 年に始まったと承知していますが、その後間もなく仲間に入れていただき現在に至っています。当時、メンバー9 名の内、男性はわたし一人。
茶道を嗜みながら交流を深める会と心得てはいるのですが、甚だ勝手ながら、私は当初からお茶を点てることはせず、点てて頂いた香しいお茶と季節きせつの美味しいお菓子を頂きながら皆さんの自然に取り交わされる会話と雰囲気を楽しませて頂くことでお許し願っています。
皆さんが楽しく茶道の所作を練習されるのを遠目に拝見していると、私にとってはしばしば新しい発見があります。茶道は長い歴史の上にあるもので実に奥が深いことを逐一気づかされます。日本人の日常生活のいたるところに茶道文化に影響された美しい文化を感じています。
心身状態の許す限り仲間の一員でいられることを願いつつ……
野菊の会 遠藤 育代 (3地区) 掲載日:2023/2/13

ナルクの「お茶の会」に参加させていただいて2年が経ちました。お茶をいただくことで心が穏やかになります。
一服、この一服がバタバタと忙しい毎日をリセットする機会にもなり、月に1度の野菊の会を楽しみにしております。
ナルクに入ったことで沢山の人たちと知り合いになり、毎日楽しく過ごせることに感謝しています。
また今一番の楽しみはユーチューブで好きな音楽の番組を観たり聴いたりしてゆったり時間を過ごしていることです
野菊の会と私 石西 正子(4地区) 掲載日:2022/6/13
私が「野菊の会」に入会した動機は、50 数年ぶりに嫁入り道具の箪笥を整理していたら、学生のときに茶道の授業で使っていた「ふくさ」や「懐紙入れ」などが出てきたことです。亡き母が入れておいてくれた物です。
その懐かしさもあって「野菊の会」に入れていただき今はとても和やかな雰囲気の中で楽しんでおります。
先生には毎回丁寧に教えていただき、仲間の方もとても親切に応対してくれます。お陰様で忘れかけていた作法も段々と身についてきた感じです。また、会場は椅子席なので、これもとても有難いです。
コロナで中止がありましたが、開催できるときは「今月はありますよ」と連絡下さり、とても良い仲間にしていただいております。
本年度は、会の会計担当にご指名いただき、少しでもお役に立てればうれしいです。
梅の恵み 野菊の会リーダー:美濃 和香子 掲載日:2021/10/11
庭に一本の梅がある。実りの秋の今、我が樽の梅干しも完成の時を迎える。
見よ! この梅酢の美しさ、パープルが滴るではないか。赤紫蘇を惜しまずに投入したが故に、あの6月の苦労を思い出す。失敗を恐れて緊張した。
今年は梅干しの他にいろいろやってみた。ハチミツ、氷砂糖、酢漬け。材料を仕入れにスーパーに走った。今、びんをゆすって見る。液体は澄んでいる。大丈夫だったようだ。
ここに故郷から新米が届く。その輝きに、パープルの梅干しをのせると我が至福のひとときとなる。この喜びのため、大体6月には疲れて2日寝こむ。
そしてこの老木、春先には馥郁たる香りと共に白い花を空いっぱいに咲かせてくれる。「めでたし、恵まれる者よ」聖書風に言ってみる。