子ども安全見守り隊について 佐藤 義孝(3地区)  掲載日:2021/11/08

 長年にわたり自治会活動に携わった事に対して、平成30年度枚方市の「ボランティア表彰」を受けました。丁度その時にナルク「天の川クラブ」の誘いを受け、入会申込書をみましたが、私の出来る項目はありませんでした。しかし思案ののち、頭がダメなら体力がある。「為せば成る」の精神で入会し、皆さんのご指導を仰いで頑張るつもりでいます。

 現在は輝きプラザきららにある「生涯学習情報プラザ」に勤務し、また3地区の庭の手入れコーディネーターとして、剪定や草刈りの活動をしております。

 5年前から自主的に近隣の小学校の登校安全見守り隊をやっており、子どもたちとはお互いに顔なじみになり現在に至っています。

 最近の小学生は「おはよう」の挨拶を出来ない子が多く、喜怒哀楽をほとんど表すことはありませんが、学校帰りの子どもに一対一で会った時「お帰り」と言うと、「ただいまー」と返事してくれます。「おっちゃん知っているか」」と聞くと、「朝のおっちゃん」と答えてくれます。

 最初の頃は挨拶をしない子に大きな声で怒ってばかりでしたが、最近では無理強いをやめて大人の対応に徹しています。

 思い返せば、私の小学校時代は先生を困らせる問題児でしたので、事が起これば全てお前のせいだろうと言われていました。ある時は「100のうち99は俺だけど1つぐらいは知らないこともある」と抗議したこともありました。あきれ果てた母親には「お前の父兄会だけは行きたくない」とよく言われ、「人に迷惑だけはかけるな」と いつも怒られていました。

 社会人になり小学校の恩師を訪ねた時、最初の言葉が「あの暴れの義孝君が来てくれた」で、涙を流して喜んでくださいました。今でも帰省の折、訪問して交流を続けています。

 私は年の功か最近いろいろと相談相手になることがあります。「せめてもの罪滅ぼし」と思っています。
今後は薩摩隼人の教訓である「天を敬い人を愛す」を肝に銘じ、ボランティア活動に、微力ながら明るい笑顔でお役に立てるよう、毎朝、山田池まで10キロのウォーキングをして体力の維持に努めております。