送迎活動を通して思う事

　５年前の３月、最愛の伴侶である妻を病気で亡くしました。覚悟はしていたものの、今までに感じた事のない淋しさと何事にも頑張ってきた気力が萎えていくのがよくわかりました。会社を定年退職しこれから先、楽をさせてやりたいと思っていた矢先でした。

　そして２、３年が過ぎた頃、仕事をするかどうか迷っていた時、知り合いの方からＮＡＬＣのボランティアの事をお聞きし、送迎ボランティアならとお受けしはや３年になろうとしています。

　高齢者の方を病院等へ無事に送り届ける。回を重ねる毎に今では沢山の方より連絡を頂き、喜んで下さる笑顔を拝見するにつけ、お互い支え助け合う、そこに喜びと感謝を感じられる毎日です。

　私の好きな言葉に「他人の不幸のうえに自分の幸せを築かない」があります。

　まさに今、人を笑顔にする事に喜びを感じる送迎ボランティアをさせて頂いて、やりがいと充実を感じて過ごさせて頂く事に幸せを感じています。