庭の手入れコーディネーター 角山 正男 掲載日:2022/2/14

 寒さ厳しい今日この頃、特に今年は年初から寒さが身に沁みます。こんな冬に「寒肥(かんごえ・かんぴ)を施せ」とはどういうこと?草花や立木のほとんどが成長を停止しとるやないか。の声が聞こえます。

 春に花を咲かすつつじ・つばき等の木を見てやってください。日々蕾を膨らませていませんか。寒くてもコロナ禍でも着々と使命を果すべく成長しています。

 寒肥は、樹の1年間の健康維持のため必要といいます。
 1月 ・ 2 月が時期です。

 春に花を咲かせる花木(つつじ・ツバキ・バラ)実をつける木(梅・桃)が対象です。
 松・カイヅカイブキ等常緑樹には基本的に不要です。

 ほったらかしでも花咲きよる。もっともです。 でも チョット手をかけてみましょう。きっと大きな感謝で報いてくれるでしょう。

  1. 肥料は:袋に「寒肥」と書かれた肥料が簡易
  2. どこに:枝先の真下に 。 周囲ぐるり根元に撒いても役立たない。
  3. どのように:穴を掘って撒き、土で埋める
  4. 量 :袋に記載の面積当たり施肥量を参考