投稿者:担当 近藤秀子 掲載日:2023/1/10
11 月25・26日枚方市総合文化芸術センター別館(旧・メセナ)に於いて開催された研修で、7名の方が修了証を手にされました。
前回に引き続き新講師をお迎えしました。受講者には平成10年生まれの方もおられ、その年代の方がこの支援事業に目を向けられたことは嬉しいことでした。
全体討議では残存能力の保持に努めながら寄り添う、傾聴とコミュニケーション、介護ではなく自立支援、寄り添うことで生きがいにつなげたい、など活発な意見が出ました。
同時に時間内に決められたことしか出来ないという現実とのギャップにジレンマを覚えるという声がすべての受講者から出ました。
コメンテーターは、「ケアプランは家族・本人・ケアマネ・サービス責任者の合議の下で決めるのでプラン外の要望が出ることはそんなに多くない。また作業後のわずかな時間にもコミュニケーションを図ることは可能です」と答えられました。
門口講師は総評の中で「今回は受講者の年齢層が若いのが特徴的で、全員が具体的な内容で質問、指摘をされ、真剣な態度で受講されたことに感銘を受けました」と言われました。
また、プランに沿った仕事内容は事前に決まっている。それ以外の事は頼まれてもできないというジレンマ。これは組織として仕事をするにはやはり制約があり、それらを兼ね合わせて折り合いをつけながら、仕事をしていくことになると思います」と話されました。