佐野 友保 (10地区) 掲載日:2022/8/8
定年前に「定年後どう過ごす」というテーマの研修がありました。講師は目的が無いと「毎日が日曜日」になることを言われていました。地域で役に立つことや自分自身で何か出来ることを身につけなさい、退職した後、最初の三か月位は楽しく過ごせるが、徐々に毎日日曜日状態になり退屈するという内容でした。
転勤・転居を繰り返し枚方に移り住んでいた当時、地域で役に立つことを探すのはハードルが高いと思いました。私に出来ることは、経験たパソコンや映像編集のスキルを活かすことです。そのころ先輩からナルクの存在や活動内容を教えて頂いたことが、何が出来るかを考えるきっかけだったと思います。
退職後は別の職場でお世話になっていたのですが、先輩に「情報プラザきらら」で実施しているパソコン講座の講師にならないかと勧めて頂き9年前から活動しています。
当時の講座は、毎月実施する基本4講座、それに年3回実施する講座2講座、子供向け3講座でした。9年後の現在は、パソコンの使い方の変化に合わせ毎月10講座と特別講座3講座になっています。ナルクの仲間と、初めての方にも解りやすい内容でテキストを作成し講座を進めています。2年前からは施設運営にも参画することになりました。
また5年前より「生活支援センターナルクすこやか」事業のデータ入力と指定機関への請求業務の支援をするようになりました。現役時代のデータ処理の経験が非常に役に立ちました。生活支援に関する専門知識の取得に少し苦労しましたが、サービス責任者の指導で早く覚えることが出来感謝しております。
これ以外の活動では、時間預託パソコンサポートのCO をしていますが、十分な活動が出来ているか気にかかっています。
「天の川クラブ」の活動を深く知る機会になったのが、2019 年に作成した「天の川クラブ」紹介ビデオの編集です。ナルクの活動内容が豊富で映像コンテンツも多く、シナリオとビデオの制作起案者のアドバイスもあり素晴らしいものが出来ました。少し内容が古くなっている箇所もあるので定期的に改訂する必要があると感じています。
ナルク活動に参加して「毎日が日曜日」が、「忙中閑あり」になり時間の使い方を現役のころより大切に出来るようになったなと実感しており、これからも体力の続く限り活動を続けていきたいと考えています。
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