河上 勲 (6 地区) 掲載日:2025/5/12

 私はナルク設立間もない頃に、息子の少年野球のお母さんの紹介で入会しました。

 現役時代で活動したのは枚方から木津川の病院へ送迎した1回だけです。

 定年になってからの活動は庭の手入れ、家事援助等ですが6地区の世話人代表を受け継いでからは地区会、世話人会、運営委員会、けやき通りの清掃等忙しく活動に取り組んでいます。

 ナルク以外では趣味のひとつに手芸(鉛筆入れとティッシュ入れ)があります。

 小学生の時から、おふくろのミシンを使って蝉取りの袋を作ったり、長男が生まれた時には哺乳瓶、おむつを入れたりするトートバックも作りました。鉛筆入れは長男が中学になった時に初めて作った事を思い出します。15 年前の結婚式(再婚)では参加者のみなさんへ鉛筆入れとティッシュ入れを贈り大変喜ばれました。

 80歳を迎えた今、電車に乗ると席をゆずってもらう事も多くなりました。リュックの中に2~3個のティッシュ入れをいつも入れておき、席をゆずってもらった時お礼に渡しています。

 去年11月に大阪で行われた「ナルリンピック」には手芸部門に鉛筆入れ(タイガース柄・ジャイアンツ柄・キティちゃん柄)とティッシュ入れを出品しました。

 手芸コーナーでは、水戸拠点の日高昌子さんの作品を見て感動を覚えました。理由は紹介メッセージの中に当年93歳、七五三の時着ていた着物(80年以上の保管)をリメークされていたからです。

 その後、日高さんの作品を見て感動しましたと手紙を書き、私が撮影した日高さんの作品の写真と私の手作り鉛筆入れとティッシュ入れを送りました。

 すると1月になってお礼の言葉が添えられた年賀状が届きました。来年には年賀状を出そうと思っています。

 遠い水戸拠点の方と思いもかけずペンフレンドになることが出来ました。これこそナルリンピックの精神にかなった出来事と思っています。