庭・植木の手入れCO.角山 正男 掲載日:2022/11/14

剪定中の筆者

 花の咲く木の剪定の時期はいつか? 答えは簡単。花が終わってからとしましょう。但し、柿や桃など結実する木々は除外です。

 秋は剪定要望が集中しています。金木犀を植えている利用者には、金木犀の花が終わってからとスケジュールを立てます。周囲に芳香を放つこの木を愛おしく思う方々が多いからです。

 金木犀の開花は9 月下旬から10月上旬の気温に左右されると言われます。今年は、10月中旬(15日頃)開花が始まり例年より遅めでした。昨年は更に遅れの開花でした。花の終了時からスケジュールを立てると利用者や提供者確保の調整で12月迄混乱します。

 昨年、金木犀の剪定は、初夏7月頃までに実施すれば秋の開花には問題ないとの記事を読みました。或る利用者に事由を説明し本年7月初旬に金木犀を剪定しました。今秋、開花を確認したら他家のそれと遜色なかったとの回答でした。

 来年以降、利用者の庭木の種類を斟酌し、金木犀について開花時期以前の剪定を行いピークを抑える工夫を進めたいと考えます。

 剪定利用の皆さん・地区コーディネーターの皆さんご理解をお願いいたします。

 現在、庭の手入れの活動は、提供者の高齢化等により、活動継続の危機に直面しております。皆さん共に考えましょう。