安藤 博之 (9地区) 掲載日:2025/9/8

定年退職後、自分の時間に余裕ができた一方で、社会や人との関わりが減っていくことに不安を感じていました。
何か地域の役に立つことをしたい、そして新しい人とのつながりを持ちたいと考えていた頃、旧知の友人からNALC というボランティア団体の存在を教えてもらいました。「時間預託」というユニークな仕組みがあることや、地域に密着した活動をしているという話を聞き、ぜひ一度見学してみたいと思いました。
その後、紹介を受けてNALC「天の川クラブ」の定例会に参加させていただきました。そこでは、年齢も経歴もさまざまな方々が、和やかな雰囲気の中で意見を交わし、協力し合いながら地域の課題に取り組んでおられる姿が印象的でした。単なる奉仕活動ではなく、互いに学び、支え合う「仲間づくりの場」としての一面にも魅力を感じ、入会を決意しました。
入会後は、まず地域の清掃活動や、福祉施設での手伝いから参加しました。クラブ内での学習会、交流会や同好会へのかかわりで、少しずつ役割も広がってきたと感じています。そして、自己の持っている能力や知識を生かしての時間預託活動へも幅を広げて行きました。
入会して11年になります。入会時は1地区でしたが、枚方市外へ転居したことで他拠点へ移りましたしたが、「天の川クラブ」への郷愁の念に駆られ、1年後に戻って来ました。その後、スマホ講座の縁で9地区へ移り現在に至っています。
9地区は活動も活発で、毎月何らかの行事が行われています。会員様宅に集まり食事や談笑での多くの諸先輩の方々の人生経験豊富な話しや、現在の状況など、参考になる話題など、多くの事を学ばせて頂いています。
NALC に入ってから、私の生活は大きく変わりました。コロナや熱中症等がありますが、以前よりも外出が増え、心身の健康にも良い影響が出ています。
尚、一昨年から今年の初めまで体調を悪くしていましたので十分な活動が出来ませんでした。今後は体力の回復に努め徐々に活動の範囲を広げて行きたいと思っています。
何より、共に活動する仲間たちとの交流が心の支えとなっています。このような充実した時間を持てているのは、「天の川クラブ」を支えておられる皆様、そして地域の方々のおかげです。心より感謝申し上げます。
これからも微力ながら地域の一員として、活動を続けていきたいと思っております。
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