投稿者:NALC UK 投稿者:山口ゆかり

旧型二階建てロンドンバス

5月17日土曜日に欧州日本ネットワーク(European Network of Japanese Association略してENJA)の第12回大会が、英国日本人会が主催国で日本人会副会長でもあるホワイトハウス佐藤敦子ナルク部部長が担当責任者として、オンライン(Zoom)で開催されました。
私達ナルク部の有志も手分けをして、できるお手伝いをしました。それは案内等のメール対応、参加者リストの管理、当日のZoomの入室管理やタイムキーパーなどで、長期間に渡って様々な準備をされてきた部長に比べると、とてもささやかな事ではありますが。
参加申込は200名を超え、当日は最大140名の方々に参加いただきました。

シャーロックホームズ像

大会は英国時間朝9時半開会、在英国日本国大使館公使兼総領事孫崎馨氏の開会の挨拶に続き、在英国日本国大使館一等書記官高橋亮氏による「日本の介護保険制度と日英の制度比較について」講演①、元内閣官房健康・医療戦略室政策参与の武田俊彦氏の「政策サイドから見る日本の高齢化問題について」講演➁、認定NPO法人マギーズ東京センター長秋山正子氏の「現場から見る日本の高齢化問題について」講演➂、そして講演④はロンドンジャパングリーンメディカルセンター医師の鈴木裕介氏による「英国の高齢化問題について」と、ここまでの4つの講演で約2時間半。それぞれ表やイラスト、写真などを活用されてわかり易く工夫された内容で、質疑応答もあり、参加者にとって様々な学びのある素晴らしい講演でした。
講演の次は約1時間「欧州の日本人コミュニティーにおける高齢化問題」について、欧州各国の日本人コミュニティー団体の代表によるパネルディスカッションが行われた後、次回大会主催国デンマークの代表挨拶。そして最後に英国日本人会ウィンター千津子会長の閉会の挨拶で締め括られ、今大会は大成功に終了いたしました。