投稿者:NALC Holland 代表 岩﨑国治

<NALC Hollandの活動>
 コロナ禍以降、ボランティア活動の内容は変わりましたが、それ以前は介護施設での食事作りやお茶・コーヒーの提供も行っていました。
 コロナ禍以降、NALC Hollandの活動は会員間の支援で高齢者見守り、買い物代行、病院同行、一般的な掃除や庭掃除を行っています。また、毎月ポットラックミーティングを行い、料理を持ち寄って活動情報交換や勉強会をしています。非会員も参加可能です。
 その他の活動としては、主に一人暮らしの人たちを元気づけるために、週に一度木曜日に集まって麻雀ゲーム、庭仕事、茶話会や手芸をしています。
 オランダには日本人約1万人が住んでおり、そのうち日系企業に働いている人はこの50%以上です。永住ビザをもって住んでいる日本人社会ははそんなに大きくありませんが、Japanese Communities Plathome が2020年より構築され、永住している日本人が一つ所に集える場所ができました。そこで会員が非営利目的の団体にボランティアするようになりました。
 2023年3月からは、アムステルフェーンのZonnehuisと言う介護施設で「シニア交流会」を始めました。施設の住人と語り合い、折り紙などの工作をしたり、歌や音楽で楽しみ、日本の文化の紹介なども行っています。2024年にこの施設で「World Week」が催しされました。バカンスに行けない施設の住人の為に外国の雰囲気を楽しんでもらおうと企画されました。その週の一日がJapan Dayでした。Japan Women’s Club(JWC)との協力で、盆踊り、そのあとお茶を点て和菓子とともに味わってもらいました。地方のテレビ局の取材もあり、NALC Hollandが短い時間ではありましたがテレビで紹介されました。
 NALC Hollandの本部は、アムステルダムにあります。隣接するアムステルフェーン市を含めこの近辺には多くの日本人が住んでいます。活動の中心になっています。また100キロほど離れているドイツ国境近くのアーネム近辺にも日本人が住んでいます。そこでも会員がいます。アムステルダムからは、多少距離があるのでNALC Holland東部として活動しています。
今年もアムステルフェーンのZonnehuisで9月後半にCulturel EventとしてWorld Weekが計画されています。NALC Hollandは、JWCと協力して施設の住人に再び楽しい時間を提供したいと計画中です。

<NALCオランダの設立>
 NALC Hollandは、元「Wending Consultants」のA.A.J.Millenaar氏及び社会福祉法人 桃花塾理事長の岩﨑正子女史が中心になり立ち上げの準備が2014年に始まりました。そして2016年9月にNALC Japanの同意を得て設立されました。2019年9月にオランダ商工会議所に正式に財団として登録しました。