目的
高音カットの耳栓や白内障眼鏡、手足のサポーターと重り更に荷重チョッキを装着して、高齢者になった時の肉体的機能低下や心理的変化を疑似的に体験し、高齢者にやさしい心や介護・介助の手法、バリヤフリーの環境、社会つくりに役立てることを目的としています。
疑似体験セット
全ての疑似体験装置を装着すると、このような感じになります。
《疑似体験の概要》
疑似体験は右図に示すすべての体験装置を装着した状態で行います。
体験プログラムは、例えば室内では
「お茶を飲んでみる」
「本を読んでみる」
「音を聞いてみる」
「絵を見てみる」
「階段を登り降りしてみる」
屋外へ出て
「街を歩いてみる」
「電話をかけてみる」
「自動販売機で物を買ってみる」等いろいろです。
体験場所や周辺の状況により適切なメニューを作成し、インストラクターがついて体験していただきます。
疑似体験の実施例
自治体、社協、病院、企業、PTA、労働組合等が行う介護講座や研修会、学校の体験学習、自治体や企業の各種イベント等で採り入れられております。
平成15年2月3日 箕面市箕面第4中学校の1年生30人が午後2時間を高齢者疑似体験「うらしま」を勉強体験し、高齢者への思いやりを一層深くしました。この行事はナルク豊中・池田・箕面拠点の20人がサポートしました。
お問い合わせ窓口
高齢者疑似体験をやってみようと思われる時や「うらしま太郎」について詳しいことをお聞きになりたい時は「ナルク本部(06-6941-5448)奥田」までお電話をください。費用についてもご相談に応じます。


