|

<副代表 和田 亮吉> |
今年の夏は35度を上回る猛暑が続き、人も道端の街路樹も悲鳴を上げる日々で、高齢者も若者も熱中症にかかった人が毎日のように報道されていました。
総務省消防庁の発表では、統計を取り始めた5月28日~8月5日まで全国の累計で熱中症搬送者は、27,365人死者は49人と発表していました。
特に7月下旬~8月初旬に集中し、東京・埼玉・大阪の順に多く、また8月19日現在の熱中症者は、33,244人、死亡103人と増え、特に65歳以上の高齢者が3/4を占めていました。
小生も今まで体力的に自信がありましたが、71歳を迎えた今年の暑さにはさすがにこたえ、自分の身体の衰えを感じています。
「健康寿命」は、一生のうち、日常生活を支障なく送ることができる期間のことで、厚生労働省が最近、公表した2010年の平均では、男性70.42歳、女性73.62歳だそうで、努力すれば延ばすことができるとのことです。
「天の川クラブ」の平均年齢(88月末)は71歳ですが、皆さん元気な方が多く、昨年度の時間預託活動は248名の会員が活動されていました。 しかし、提供活動されている方は、全会員の3割程度で、まだまだ提供者が不足しているとコーディネーターが訴えています。
奉仕活動や文化スポーツ・同好会のみの活動されている会員を含めると多くの方々が「健康寿命」を保たれていることでしょう。
ご自身の趣味と同様に、ナルク本来の会員同士の助け合いである、「時間預託活動」に積極的に参加しましょう。 ボランティア活動はご自身の健康維持のほか介護予防にもなっていると考えられます。
なお、今回9月会報に同封しています「会員アンケート」の項目に、もう一度ボランティア精神を発揮していただき、多くの項目に記入をお願いします。
|
|