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ひ と 言
<掲載年月:2011/09>
私にできることでナルクに貢献したい!
副代表 西田 スマコ
 副代表 西田 スマコ
< 副代表 西田 スマコ>
 私とNALC「天の川クラブ」との出会いは、約12年前に義母が脳梗塞で倒れ見守りが必要になったことがきっかけです。
  当時、宝塚市に勤務しており、昼間に義母を一人にするのが不安で入会し見守りを依頼しました。 そして、1年後、無事定年退職することができました。 その恩返しにお手伝いできることはないかと考えていたとき、「 生きがい創造学園 」の受託事業のことを聞き、市との交渉に参加いたしました。
 あれから、はや8年の歳月がたち私も70歳の大台に乗りました。 枚方市も高齢化率19%とますます高齢化が進み、老後の生活に不安を感じている人も多くなっています。
 朝日新聞の世論調査では、「病気になったり年を取ったりしたとき、家族や親類に頼れますか」の問いに対し、約4割の人が「頼れない」と回答しています。 その主な理由は、「迷惑を掛けたくない、遠くに住んでいる、高齢」などです。 その背景には、結婚しない人や離婚による単身世帯が急増している現実があります。
 これからの時代は、高齢者とはいえども積極的に社会参加し、生きがいとチャレンジ精神を持った自立した生活が求められます。
 ボランティア活動は、社会参加の一環であり生きがいにつながってきます。しかし、個人の自由な意志により、考え、発想し、行動するもので、そのきっかけは一人ひとり違います。
 「天の川クラブ」は現在、約820の会員数でありながら、実際に奉仕・時間預託で活動している人は約250人と3割にすぎません。  もっと積極的に活動してもらうための啓発運動や活動の場の確保、その基盤となる会員相互のコミュニケーションが求められているように思います。
 このたび、「生きがい創造学園」の運営だけでなく、何か私にできることはないかと考えていたところ、副代表の依頼がありました。 副代表は、会員の皆さまの意志を尊重し、活動の指針を示すとともに、会員同士のコミュニケーションや情報交換を通して活動のきっかけを推進していく重要な役割があります。 微力ながら、その一役が担えたらと考えています。