2005/02> 2005/03> 2005/04> 2005/05> 2005/06> 戻る

ひ と 言
<掲載年月:2005/03>

NALC「天の川クラブ」
   代表 野村文夫

生きがい創造学園の終講式で‥‥
 中田武仁さんのお話が大きな反響 !!

中田武仁さんはカンボジャでテロによって亡くした長男の厚仁さんの遺志を継いで世界平和のために奔走されています。 国連ボランティア計画名誉大使にも任命されて21世紀を世界ボランティア元年にしようと訴え続けておられます。
  今回、中田さんに「生きがい創造学園」の終講式での講演をお願いしたところ心よく引き受けていただき、大きな感動を与えていただきました。 息子さんは危険な情勢であったカンボジャに単身渡り、国連ボランティアとして総選挙支援活動を進めた中で銃弾の犠牲になりました。 この事件を契機に貿易関係の仕事をなげうって息子さんの遺志を継ぐ決心をされたのです。
  ご講演の中でも、「21世紀を世界ボランティア元年にしよう」と強く訴えられました。  また、ボランティアとは、まずは自主性が基本であり、つぎに損得だけを判断の基準にしない人であること。  例えば、アウシュビッツで死刑を宣告された人に代わって名乗り出たとかタイタニック号で救命ボートに乗ることを譲ったなどのような人です。  最後に福祉の心を持つこと、力の弱い人への思いやりが大切であり、国力が低いポーランドでの福祉への心のこもった取り組みなどの事例を挙げられ分かり易いお話をされました。 私たちのボランティア活動にも大きな示唆になるお話でした。
 今回の終講式で、このような有意義な企画を行うことが出来たことは「生きがい創造学園」をナルクが受託した大きな意味であったと思います。    以上