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ひ と 言
<掲載年月:2011/05>
がんばれ、日本 がんばれ、東北
副代表 石西 正子
副代表 石西正子
<副代表 石西正子>
 表題のエールは、3月11日の大災害発生後いち早く、英国の日曜紙が日本語で付けた見出しで、日の丸のデザインとともに1面トップに掲載し、7面までを割いて日本の震災を報じたとのことです。
  また、米国の電子版では「不屈の日本」と題する社説とともに、崩壊した商店街で略奪が無かったことや、「我慢 」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や、冷静さ、秩序は実に高潔だった」と紹介。
  これらの報道は、私たち日本人が忘れかけていた誇るべき「日本人気質」や「日本の底力 」を、しっかりと評価してくれていることに、とてもうれしくもあり深い感動を覚えました。
 震災による犠牲者、行方不明者、避難生活者の数は想像を絶するものであり、被災地の深い悲しみと、避難生活者の苦難を思うと本当に心が痛みます。
 いま私たちに何ができるのか。 現地の方々の苦しみを共有する気持ちとともに、精一杯のカンパを行うことしか思い付きません。 日本国内はもとより全世界からも支援の輪が広がってきています。 ナルク本部からも「救援カンパ」の方針が出され「天の川クラブ」も事務所に義援金箱が設置され取り組みが行われてきています。
  今回の地震、津波、原発という、かつて経験したことのない三重苦の課題を克服していくには、膨大な資金と長期的な時間が要するでしょうが、この大災害をきっかけとして、あらゆる面で日本が生まれ変わるチャンスにしなければならないと思いました。
  人への「優しさと思いやり」を大切にしながら、全国民が力を合わせて乗り越えていく覚悟が、いま求められているのではないでしょうか。
<追記>
① 6月15日の「天の川クラブ」第17回定時総会の会場で、被災地復興支援の一助とする「チャリティバザー」が実施されます。 提供品は当日会場に、または前日までに事務所へ持参とのこと。 詳細は会報に同封の「お知らせ」をご参照ください。 ② 各家庭におけるあらゆる観点での省エネ・節電の取り組みも、私たちが協力、支援活動できることの一つになります。 会報7頁をご参照ください。