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ひ と 言
<掲載年月:2010/3>
AED応急処置法を学んで
副代表 和田 亮吉
副代表 和田亮吉
<副代表 和田 亮吉>
 今年の1月、鳩山首相の就任後初めての施政方針演説で、「いのちを守りたい」というキーワードで「いのち」を24回も連発していた。
 今、若者が自ら命を絶つ・子供や親への虐待・老人の孤独死など悲しい出来事が後を絶たない。また自宅で心臓発作を起こし、尊い命を落とした先輩を思うにつけ命の大切さを痛感している。
  思い起こせば、平成6年「応急手当普及員」の講習を受けた。 以降救命手当を行う機会もなく時がたちその手法などすっかり忘れてしまい、万一事故に遭遇した場合到底対応できないだろうと危惧をしていた。 日ごろから関心のあったAED(自動体外式除細動器)講習の募集記事が枚方広報で目に留まり、応急処置方法(心肺蘇生法)と今回のAEDとの関係を教わりたくて早速、妻と二人で応募し、枚方東消防署で講習を受けた。 119番を受けて救急車が到着するまでの時間は、全国平均では6.5分、枚方・寝屋川では6.2分(平成18年)かかるとのことです。 目の前で突然倒れた人に遭遇したとき、あなたはどうしますか?
 ① 「もしもし、大丈夫ですか!」と声を掛けて、その人の反応を確認する。
 ② 大声で叫んで周囲の注意を喚起する。
 ③ 119番通報とAEDの手配を近くの人に依頼する。
 ④ 人口呼吸(2回)と胸部圧迫(30回)を繰り返す。
 ⑤ AEDが到着後、その手順(音声)に従って操作する。
 ⑥ 以降、AEDの音声に従って、救急車が到着するまで④を繰り返す。

 これが命を救う救命リレーになります。 AEDは、あくまでも心臓に電気ショックを与えて鼓動を正常に導くだけで「魔法の機械」ではないと力説していた。  心肺停止状態になったとき、脳が酸素なしで生きられるのはわずか3~4分のため、救急車が到着するまでの間に、人工呼吸を行い続けることがいかに大切かを今回の講習会で再認識し、今後は勇気を持って対応できるのではないかと少し自信を持った。