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ひ と 言
<掲載年月:2009/04>
同世代扶助の時代 地区会の活性化を!
副代表 和田 亮吉
和田副代表
< 副代表 和田 亮吉>
  アメリカのサブプライムローン・住宅関連金融破綻に始まり、100年に一度といわれる経済危機に陥り、日本もその渦にいや応なしに巻き込まれてしまいました。 政府が景気回復を狙ったとする定額給付金ですが、食事に、買い物に、旅行にあるいは貯金にと、それぞれ思いをはせておられることでしょう。  給付実施までは紆余曲折ありましたが、いざもらえるとなればうれしいものです。  他方、今の現役世代はそれどころではありません。 派遣切りがまかり通り、今や正社員まで及んできています。
 失業問題が取りざたされ雇用情勢が一段と厳しさを増す中で、子供たちは親を見る余裕などないのが現状でしょう。
 したがって、私たちはできる限り自分で生活していく努力が必要かと思います。 しかし、高齢になっていくと必ず他人のお世話になる時期がやって来ます。 そこで、高齢者同士が支え合う「同世代扶助」が必要でしょう。
 先月の会報でもお知らせしましたが、NALC「天の川クラブ」の平均年齢は現在68歳です。今さら申し上げるまでもなく、ナルクは会員同士の支え合いのクラブです。 会員同士助け合っていかなければなりません。 しかし、実際に活動をしている方は、会員772名のうち、3割程度です。 もっともっと多くの方が活動に参加されることを望んでいます。
  「天の川クラブ」では、地区会という制度があります。 会員のご近所同士がお互いに助け合い協力し合ってこそ、この会がより活性化し、そして安心感をもった地域作りができていきます。
  まず、地区世話人からの呼び掛けには積極的に参加して、それぞれの悩みや楽しみなどを語り合い、また提供や利用などお互いに頼みやすい雰囲気作りができるようになれば、理想とする地区会に発展していくことでしょう。
 地区会で、今後のあるべき姿などを皆で論議していただき、楽しく語り合い、そして地域の出来事は地域の同世代で助け合っていこうではありませんか!