
<活動報告・2006年度活動計画を発表する上田代表代行>
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<総会の橋本議長・田渕書記>
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右の再生ボタンをクリックしますと、2005年度活動報告
がお聴きになれます。(約12分) |
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1)会員数の増加 |
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会員数は3月末時点で46名増の743名となりました。目標にした770名には足りませんでしたが着実に会員数は増加しています。
前年度はテレビで放映された「ご近所の底力」や「エンディングノート」などのバックアップがありましたが、今年度は正に皆さんの活動が評価された結果だと思います。
会員同士がより親しく知り合うことで活動をより活発にする目的で始めた地区会も各地区共に年2回開催されました。この効果も少しずつ表れてきたと思います。 |
2)時間預託活動 |
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時間預託活動は大きく伸びました。
スポット的な生活研究アドバイザーでの身体計測が310時間もあった上、庭手入れに新たな利用者が増えたことなどで在宅支援が着実に伸びた結果です。
ただ、700時間を超える送迎活動が今年度は順調なのですが、本年10月に施行される新しい法律の下での活動が難しくなることが避けられないと言う大きな課題があります。
また、配食サービス(サンポエム)、サンセール香里園の便利亭・ワンダラーランチなどの活動、事務所当番が全体の40%にもなっていて、時間預託活動本来の目的である会員同士の相互扶助活動が、ますます少なくなってきているのが実態です。
一方画期的な取り組みとして、「きんもくせい」と「天の川明星」では今まですべてが奉仕活動であった活動について、時間預託を基本にした契約に切換えることができました。
関係の皆さんの大変なご努力の成果です。 |
3)奉仕活動 |
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奉仕活動は合計しますと約9,400時間となります。 2004年度の実績とほぼ横ばいの結果に終わりました。 その他のポイントになることをあげますと、
(1) |
福祉ボランティア「きんもくせい」、「天の川明星」の活動が活発に行われてきました。
(今後は時間預託を基本とした活動になります。) |
(2) |
遊びの玉手箱、竹細工チーム共に月にそれぞれ1回から2回の「ふれ愛・フリースクエア」での活動 が定着しています。 志希自然小学校は毎月2回、これまで7年間続けています。 |
(3) |
環境活動 |
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・「アドプト・リバー・NALC天野川」
開催回数4回(内1回は天野川大清掃)、参加172名、ゴミ164袋その他自転車等でした。
・クリーン・アダプト
「クリーン・アダプト岡東」、「クリーン・アダプト楠葉」の活動は定着してきました。 しかし、奉仕活動の原点として、もっと多くの皆さんが参加していただきたいと思います。 |
(4) |
子供もの安全見守り |
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ナルク全体として「子供の安全見守り」が大きく取り上げられています。 NALC「天の川クラブ」としても担当運営委員をつくって推進してきました。
今年はまだNALC「天の川クラブ」としての活動としては纏まってはいませんが、それぞれの地域で地域に溶け込んだ活動をしていただいています。 |
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4)事業活動 |
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事業活動は私たちの活動の基本である「自立、奉仕、助け合い」の活動を資金面で支える活動です。 NALC全体の中でも事業活動を進める拠点のモデルケースとして注目を集めています。
生涯学習情報プラザ「きらら」の受託も今年度から始まり、NALC「天の川クラブ」の運営に必要不可欠な事業に成長してきました。
(1) |
生涯学習情報プラザ「きらら」 |
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今年度から新たに生涯学習情報プラザ「きらら」の運営を受託、関係の皆さんの大変な努力の結果、運営が軌道に乗りました。 2006年度の契約もすでに終え、第2年度に向かってスタートを切りました。
パソコン体験と個別指導を中心にした「IT体験ルーム」、生涯学習のためのパソコン利用と資料閲覧を中心にした「情報ルーム」をはじめ部屋や機器の貸し出しなど多彩な業務を朝9時から夜9時まで月2回の休日の条件でこなしています。
利用者は「IT体験ルーム」,「情報ルーム」で15,000人以上、学習ルー厶の利用者を含めると25,000人以上になりました。パソコンミニ体験(講座)も大人気で募集日には受付に大わらわです。
市民の方からも中司市長宛に感謝のお手紙を頂くなど評価されていますが、この底力はナルクのパソコン指導の先生の皆さんが支えて下さっています。 |
(2) |
「生きがい創造学園」 |
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受託3年目を順調に終えました。枚方市や市民の信頼を得て2006年度は4年目の契約をしました。募集条件が補助金の関係上65歳からとなったために応募者が減少した講座があり、新しい状況の中でより求められる講座の企画などの課題に対応しつつあります。 |
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5)文化・スポーツ活動 |
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健康麻雀が新たに生まれ大人気です。 楽しいオカリナクラブ、英会話、テニス、カラオケなどの文化・スポーツ活動は活発で参加者は延べ1,988名と元気いっぱいでした。
「星の里いわふね」で開催した第4回『秋のつどい』は170名もの会員とお客さまで午前は恒例のバーベキューなどとビールを楽しみ、午後はゲームなどで大盛会でした。 |
6)事務局の活動 |
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事務局の仕事は活動がますます多くなり内容も多岐にわたっています。 事務局の運営に携わる方々の負担に報いるために時間預託や交通費をNALC「天の川クラブ」で負担するなど、担当の皆さんが活動しやすい制度を定着させました。
会報「天の川」が2005年12月で創刊100号を記録しました。 先輩諸氏によって創刊され会員みんなで頑張った結果です。
<活動の結果>
活動の成果を表す数字を次に示します。
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2001年 |
2002年 |
2003年 |
2004年 |
2005年
目標 |
2005年
実績 |
会 員 数(名) |
538 |
597 |
628 |
697 |
770 |
743 |
預託時間数(時間) |
5,305 |
6,804 |
6,429 |
6,246 |
6,500 |
7,514 |
奉仕時間数(時間) |
5,826 |
6,868 |
7,525 |
9,317 |
8,900 |
9,394 |
文化・スポーツ(名) |
500 |
614 |
1,423 |
1,400 |
2,000 |
1,988 |
(年別会員数・活動時間の推移をグラフで示しています。 |
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2006年度NALC「天の川クラブ」活動計画 |
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右下の再生ボタンをクリックしますと、2006年度活動計画がお聴きになれます。(約20分)
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1)総括的な課題と活動 |
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1.1 |
今年度の本部事業計画はボランティア団体として備えるべき次の3つの前提を明らかにしています。 |
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(1) |
ナルクの理念に徹し地域でのネットワークをひろめる。 |
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自立・奉仕・助け合いは、「人生の目標を立てて生きがいと健康を保ち、自立して社会に貢献しながら生き抜く」シニアを多くすること、すなわちプロダクティブエージング
(社会に役立つ活力ある高齢者)を目指す集団です。 ナルクの活動を広め、仲間を増やすことで、いかに少子高齢化が進んでも、明るく活気に満ちた社会を作ることができます。
そのためにも活動の単位を小さくきめ細かくすることが大切です。 |
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(2) |
団塊の世代の大量入会を! |
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団塊の世代はナルクの調査によれば「地域でボランティア活動やNPOに参加する 」意識が高く、これからのボランティア活動の根幹を担う人たちです。
そのためには団塊の世代の大量入会が不可欠です。 |
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(3) |
ナルクは恒常性ボランティア・NPO法人 |
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ナルクは日本のボランティア団体のなかでも飛び抜けて継続性豊かです。なぜなら、「ボランティアによって生きがいと健康を頂戴し、出会いを得るにはどんなに小さくても事務所を持って、それを拠点にして会員があい寄ることが大切です。そのためには、活動を支える収入が不可欠です。 |
1.2 |
NALC「天の川クラブ」もこれらのボランティア団体必須の条件を目標に活動してきましたが、今年度もさらに進展させていきます。 |
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(1) |
ナルクの理念に徹し地域でのネットワークをひろめるについては地区を11に分けて「顔の見える」距離を目指した仕組みを一昨年から始めました。まだ十分な効果が見えてはいませんがこれからです。じっくりと取り組んでいきましょう。 |
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(2) |
団塊の世代の参画が大切なことは当然です。しかし、まだそのための手が打てていません。今の私たちの活動を継いでもらえる団塊の世代の参加をなんとしても得ていくことが、
今年の大きな目標です。 |
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(3) |
ナルクは恒常性ボランティア・NPO法人 |
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この点については「天の川クラブ」はナルク全体の中ではトップランナーです。しかしまだまだ十分とは言えません。
将来、時間預託での寄付金を頂かなくても運営できる拠点というナルクの理想への第一歩を踏み出すために、新たな受託事業の開拓にも努力します |
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なお、助け合いをもっときめ細かく行う基本的な仕組みとして相互扶助の精神を大前提とした上での
・送迎等に係わる寄付金制度
・生活が苦しい方、時間預託を使い切った方などを支援するための預託時間の寄付制度などの 実現を目指します。 |
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2.1 会員活動の促進〔鈴木副代表担当〕 |
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個々の会員がどれほど活動に参加しているかが組織にとって大切です。 新入会員の拡大をふくめ、次の活動を行います。
1) |
地区会の活性化(各地区最低2回の地区会の開催。)できれば、地区会交流も考えていきます。 |
2) |
『秋のつどい』をメインとし、より多くの人が参加して喜んでいただけるよう、創意工夫をこらして取り組みます。昨年実施した、神戸しあわせの村へのバスツア―は好評でした。今年もこのような、ツアーを計画してはどうかと考えています。 |
3) |
昨年は、会員研修を精力的に行ってきました。今年は、ボランテイア提供者交流会、介護研修、コーデイネイタ−養成講座(10人程度にしぼって、リーダー育成)を開催することとします。 |
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時間預託活動 |
◆ |
2.2.1 時間預託活動1(会員相互扶助ボランティア)〔近藤副代表担当〕 |
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時間預託活動は会員相互の助け合いです。
会員からの支援の要望に対して、自分のできることを、できるときに、できる方法で行うものです。
活 動 内 容
(1) |
家事支援においては、介護予防を前面に打ち出した介護保険法改正に伴い、家事援助等の会員利用の増大が見込まれます。合わせて地域包括支援センターからの依頼も増えるものと考えます。
服飾のリフォームボランティアの充実のため、会員のみなさまのご要望にこたえて専門部門を開設いたします。 |
(2) |
庭の手入れは、会員の高齢化に伴い要望の多い部門です。 |
(3) |
ハウスヘルパーも、同じ理由で要望増を見込んでいます。 家具の移動、電気・水道・網戸・障子などの修理、ペンキ塗りなど提供いたします。 |
(4) |
送迎ボランティアについては、今回の道路運送法等の一部改正に伴い、どのような形の活動が出来るのか、手探りの状態ですが、会員の利便性を優先に考え、ボランティアの原点に立ち返ることも視野に入れて検討を重ねて参ります。 |
(5) |
パソコン指導においては、 一定会員の中では浸透を見ますが、今後もレベルアップを求めた継続的な利用が見込まれます。 |
(6) |
生活研究アドバイザー、情報提供を目的に積極的に取り組みます。 |
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◆ |
2.2.2 時間預託活動2(福祉施設ボランティア)〔三津副代表担当〕 |
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(1) |
従来、事業活動区分の「サンポエム」、「サンセール」、「グループホーム花梨」は寄付金が入り、提供者には時間預託が付与されているので今年度より、時間預託活動の福祉施設ボランティアとして区分します。 |
(2) |
「きんもくせい」、「天の川明星」はディサービスでの活動を従来は奉仕活動として提供してきましたが、その実績を認められ時間預託活動となりました。 |
(3) |
新しく、「エイジフリー・ライフ星が丘」(介護付有料老人ホーム)内で喫茶ルーム、編み物・手芸の指導、送迎などが時間預託活動として始まりました。 |
(4) |
これからも福祉施設との間で、時間預託活動としてのボランティア活動を増やすことにより、 会員の活動機会を増やしていく方針です。 |
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2.3奉仕活動〔上田副代表担当〕 |
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(1) |
福祉ボランティア |
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枚方市の「サンポエム」、「エイジフリー・ライフ星が丘」、交野市の「きんもくせい」、「天の川明星 」4施設における季節行事などでのスポット的奉仕活動が行われています。また、「サンポエム
」では定常的な活動(デイサービス・特養でのお手伝い)も続けられています。これらは、地道な活動で、提供者の真摯な活動で支えられています。
これからも、もっと大勢の方の参加を希望します。(スポットの活動は、花見・お祭り・餅つきなどでのお手伝いボランティアです。) |
(2) |
環境美化ボランティア |
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「アドプト・リバー・NALC天野川」は、NALC「天の川クラブ」と大阪府との間で調印をしている天野川の清掃活動です。年3回および11月の枚方市の天野川大清掃とあわせて4回実施します。
この活動は「総会」・『秋のつどい』とともに年間3大行事として、皆さんの参加を求めています。
「クリーン・アダプト」(枚方市岡東中央公園、楠葉中央公園・樟葉駅ロータリー周辺の清掃活動)と「山地クリーン・グリーン活動」(交野市)とともに
是非参加を希望します。 |
(3) |
子供安全見守り隊 |
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枚方市と交野市の小学校生徒さんたちが安全に登下校出来るようにとの見守り活動です。 |
(4) |
子育て支援 |
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農園作業での子どもたちとのふれあいの「志希自然小学校」7年余続けています。竹細工での子どもたちとのふれあいの「ふれ愛・フリー・スクエア竹細工」、遊びで子どもたちとのふれあいの「ふれ愛・フリー・スクエア遊びの玉手箱」等の楽しい活動で、いずれも3年になります。 |
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2.4事業活動〔和田副代表担当〕 |
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(1) |
軽度生活援助受託事業は、枚方市から指定された非会員に家事援助を行うもので、利用者は減少の一途でしたが、介護保険法の改定により多少増加する可能性があります。 |
(2) |
生きがい創造学園は、4年目を迎えます。今年から65歳以上の市民が対象となり応募年齢が引き上げられましたが、19講座の内容を今一層充実したものにするよう取り組んで行きます。 |
(3) |
生涯学習情報プラザは、行政との協働の一環として昨年4月に受託契約を行い、今年度で2年目を迎えました。
NALC「天の川クラブ」にとって、資金面では大きく貢献しています。 通常勤務の他パソコンミニ体験を開設してきましたが、本年度は少しレベルアップした内容に取り組んで行きます。 |
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2.5文化・スポーツ活動〔石西副代表担当〕 |
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新しく本年1月から、健康麻雀クラブが発足し、多くの方が楽しんでおられます。
本年は12の活動が計画されスタートしています。 川柳、植木剪定、竹遊会、料理、英会話、カラオケ、遊びの玉手箱、楽しいオカリナ、健康麻雀、ゴルフ、テニス、ウォーキングです。
これらの文化・スポーツ活動を通じて、会員の交流を深めると共に、大いに人生を楽しもうではありませんか。 |
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2.6事務局活動〔平山事務局長(副代表)担当〕 |
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毎年NALC「天の川クラブ」の会員は50〜60人の増加を示し、組織の拡大は活動分野の拡大に繋がり、事務処理量の増大となっております。この事務処理量の増大を他に影響させずにこなすことが事務局活動にとって何物にも替えがたい重要なものであります。
常勤有給事務職員を雇用する力はNALC「天の川クラブ」には未だありません。 持てる現状の中で工夫していく以外にはありません。
そのために、
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新入会員の方々には積極的に事務所当番を希望していただき、当会の主旨と流れ・動きのよく分かる事務所で基本的な運営・管理を学んで頂くと共に、事務処理の一翼を担っていただきます |
A |
事務局スタッフは、従来どおり各自の担当日には責任と自信を持ち、楽しく職務を遂行していき。また、新しい事務局スタッフも増加し、事業活動の安定を図っていきましょう。
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