
家事支援中の筆者
平成19年にテレビでナルクの活動を知り、鳥取の田舎暮らしをしている年老いた両親のことが浮かび、私がこの枚方で会員のお役に立てれば両親も喜ぶのではと思い、さっそく入会いたしました。
すぐにお庭の掃除に誘われ、パート勤めの合間に、月1、2回程度お手伝いをさせていただくようになりました。最初は勝手の違う会員のお宅へ一人で入ってのお掃除。私のやり方で本当にお役にたてるのかドキドキ心配でした。掃除の後、自分自身、綺麗になったと感じられると嬉しくなりますが、若い時にもっと細かく掃除の仕方、基本をしっかり身につけていればと反省ばかり。訪問先の家の方、コーディネーターの方々に教えていただきながらなんとか今までやってこられました。
あれから田舎の父親は介護する間もなく亡くなり、92才の母親の一人暮らしも7年目。食事と掃除は近所に住む姉の支援で何とか過ごしております。私も時々ですが食事作りに帰省しています。ナルクのお手伝い、支援を通して社会勉強をさせてもらいつつ、これからの自分の老いに役立つのではと、すべて無駄ではないように思われます。
この先、母親の介護が必要に迫られ、支援も拡大していくでしょう。そんな時、ナルクの存在が頼もしく思えるよう、ひとつでも多く掃除、介護技術を身につけねばと考えています。
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