白と黒の石を交互に打ち、多くの地所を取り合うゲーム、囲碁――。 その碁が、ナルク「天の川クラブ」囲碁愛好者によるボランティア活動として3月からスタートしました。
派遣先は、通称「香里デイセンター」(寝屋川市香里西之町、瀬口小由利所長)。 4階建ての「サンセール香里園」の一画に同居しています。
玄関ホールには「青春とは心の若さである」と故松下幸之助氏の言葉を大書した額が掲げられ、いつも静かに名曲のBGMが流れています。
サンセールは、常時入居者の介護施設ですが、デイセンターは、施設に通ってリハビリに励む人々が対象です。 デイサービスは、機器を使うリハビリから、書道、筆ペン、絵手紙、押し絵、カラオケなど多種多様です。 食事、入浴も提供されます。
瀬口所長の話では、「通ってくださる方々の気持ちを大事にする」がモットーで、囲碁も利用者の要望に応えて導入したとのこと。
今は、施設に通う方が2人、ナルク側は4人で、毎週水曜に当番制で各自月1回の担当。 デイセンター側では、もっと回数を増やしたい意向もあるようです。 食事、交通費が出ます。
ともすれば、ボランティア活動は一方的、片務的な奉仕になりがちですが、囲碁はお互いに楽しむことができ、「一石二鳥」といえます。
どうです。気軽に参加してみませんか。級、段位は問いません。ご希望の方は事務局までご連絡を。
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