(掲載年月:2009/11) |
報告:吉房 勝治郎 (9地区) |
ナルク「天の川クラブ」が、送迎業務を始めたのは2000年4月ごろからだったと思いますが、最初から提供に参加してきました。
このように長く続けることができたのは、コーディネーターの方々のきめこまやかなご配慮もさることながら、利用者の皆さんとの出会いと暖かい励ましの言葉があったからとつくづく思います。
無事に目的地に着き、感謝と「またお願いします」と言われて、本当に肩の荷を下ろしうれしくなります。
ほとんどの利用者が通院送迎でしたが、皆さん明るく振る舞われ話題も豊富で、渋滞で長時間の移動になることもあるのに、楽しく送迎することができました。
宝塚歌劇ファンのNさん、車椅子での移動でしたが車中でいろいろ話をお聞きして、かえってこちらが元気を頂きました。
「何とか杖を突いてでも自分で歩きたい」とリハビリのため、整体ヨガ教室に通われたOさんの前向きな姿には頭が下がります。
月に一度は外出で気晴らしをと、老人ホームに入所中のご主人を美術館や観光地に連れ出されるSさんの美しい夫婦愛には本当に感動しました。
このように、いろいろの方々と出会いこちらが元気をもらい、ますます皆さんのために頑張らねばと思う昨今です。
お歳や身体の不自由を理由に引きこもらず、残りの人生を楽しく前向きに生活されるよう、「病院通い」だけでなく、ちょっと歩行が不便で行きにくい所への「お出掛け」にも、気軽に送迎をご利用になればと思います。
できる限り都合をつけ対応するようにいたします。
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