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家事支援のおまけ
(掲載年月:2009/10)
報告:徳丸 洋子 (5地区)

 月1回、話し相手に伺っている、来年卆寿を迎えられる、小柄でかわいいご婦人と「お待ちしていました」で始まり、「楽しかったわ、また来てくださいね」でお別れします。
 クラシック音楽と柔らかなお線香の香りのお部屋で、娘時代、ご主人とのなれ初め、戦中戦後の苦労話。 そして現在の一人住まいの上手な暮らし方、出会いの不思議、ありがたさ、などなど毎回時間が足りないほどです。
 もうおひとりは、やはり卆寿の一人住まいのご婦人、広い庭に雑草が見当たりません。 ご本人いわく。 「毎日1本小さいうちに抜けば大丈夫よ」・・・と。  雑草も緑の内と無精を決め込んでいる私、恥ずかしい限りです。
 お二人とも買い物はヘルパーさんにお願いしていますが、お料理はご自分でなさっています。 それが元気の秘訣でしょうか!
 感謝の気持ち、時間の大切さ、平和の幸せ、ささいな事にも喜びを見いだせる心、大先輩の智恵を頂きつつ、すてきに年を重ねていきたいと思うこのごろです。