(掲載日:2008/02) |
報告: 松浦 泰三 (2地区) |

<夕闇の中、配食へ出発> |
「こんばんは、○○さん。 夕食の配食にまいりました。 今日は寒いですね、夕方雪がちらついていましたよ」
今日は配食を始めて2回目だ。 まだリーダーの方がついてきてくださっているので心強い。次からは一人でやらなくっちゃ。
先ずは事故を起こさないように、あのお宅は2食分届けなくっちゃ、配膳の際には汁物はこぼさないように、配膳が終われば印鑑をもらわなくっちゃ、などなど緊張の連続だ。
あるお宅では、お家に入るとすぐに「蛍光灯のひもが切れた。 見てちょうだい」。 暗くて随分お困りだったようで、私たちを今か今かと待っておられた様子がよくうかがえる。リーダーが手際よく直してあげると、本当に安堵した様子で「ありがとう、ありがとう」を何度繰り返し言われたことか。
これも立派なボランティアだなと感じ入り、配食と同じくらい大切なこともあることが分かった。
目の不自由な方のお宅への配食では、家の中は真っ暗だ。 明かりが不要なのだ。 家に入っても段差があるし、蛍光灯の場所も分からない、どうしようか、何か方法を考えなくっちゃ・・・。
そうだ、ヘッドランプを使おう。 これなら両手が使える。 早速手に入れそのお宅で使ってみたが大変役立った。
「寒いですから、風邪を引かないように体に気をつけてください。さようなら」
配食の帰り道は緊張がほぐれ自転車も軽やかだった。 次回からは一人でやらなくっちゃ。
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