戻る 時間預託活動
遠距離介護 コーディネートの喜び
(掲載日:2007/09)
報告:岩堀 周子 (4地区)

  初めて引き受けたコーディネートは、現在入院中のFさん(85歳)。 姫路拠点の会員である娘さんの依頼で遠距離介護を担当することになりました。
 少し認知も入り歩けなくなってきた母親を何とか寝たきりにさせたくない・・・との願いで、週2、3回話し相手、ベッドにつかまり足踏み、車椅子で院内散歩をして欲しいとの要望でした。
 まず人探しからーー。 8名の方が提供してくださることになり、4月からスタート。 4-5月は週2回ローテーションを組みました。 1ヵ月過ぎたころより日増しに元気を取り戻され、「母が元に戻りました。 ナルクさんにお願いしたことは正解でした」と大変喜んでおられます。
 今では歩行器で歩き本や新聞を読むまでになられ、前向きなFさんです。 週1回、ナルクの来る日を心待ちにしておられ、また提供者の方もFさんとかかわれて良かった、行く日が楽しみーーと言われます。
 人のかかわりの中で人は成長するのだと思います。 そう遠くない私の老い先も、Fさんのように前向きでかわいいオバアチャンになりたいと思います。 うれしさも倍増、提供者の皆さんにも感謝しています。
(編集者注: 岩堀周子、妹尾美紗子、富平恵理子《敬称略、50音順》の3名が今年、新しくコーディネーターになられました。)