戻る 時間預託活動
コーディネートの現場から (掲載月:2006/10)
時間預託活動コーディネーター:近藤 秀子

コーディネートの現場(施設)
<コーディネートの現場>
 高齢者を社会全体で支える、介護保険制度が導入されて6年。 その役割の成果とともに、自立を阻むという側面も踏まえて見直し、改正されたのが、今回の介護予防重視の制度です。
改正に伴い、現在、要支援と要介護1の認定者の中には、次回の認定更新時に、今と同じサービスを受けられない方が出てきます。NALCの会員の中にも、更新の折に影響を受ける方が多数おられます。
訪問時間が短縮されてサービス内容が減ることになる方々から、不安の声と共に、この隙間を埋めるボランティア提供の要望が私共に届いております。 高齢者支援の窓口として設置された地域包括支援センターからも、次々とボランティア依頼が来ています。
しかし残念なことですが、NALCの実動会員数を考える時、全ての依頼をお受けすることはできません。 責任あるボランティア提供は余裕を持ったものでないと長続きしないからです。
手間暇がかかっても人数を頼みにして無理のないコーディネートを心掛けているのですが、サービス提供依頼が来るたびに、何とかして差し上げたい思いと、提供者が限られているという現実にジレンマに陥ります。
月に一度ぐらいならボランティア提供してみようかと思案中のあなた、手を挙げてくださるのをお待ちしています。