私がナルクの前身だったWACを初めて耳にしたのは、11年位前だったと思います。 ちょうど「天の川クラブ」が発足の頃でした。 当時の夫は、体調が悪く医師の往診を頼りに自宅で介護中でした。
夫は市のヘルパーさんや、家政婦さんになじめず嫌がりますため、私も介護に疲れ切っていました。 早速ナルクに電話して助けをお願いいたしましたら気安く応じていただきました。男の方たちは庭の手入れ、女の方は夫の介助や家の中の片付け、また買い物など誠心誠意お助けをいただきました。
夫が亡くなり葬儀が終わるまで定期的にお手伝いをしていただけたことがどれだけありがたかったか、生涯忘れることのできないご恩を受けました。
葬儀後に数人の方から「こんな多忙な時に庭周りを素晴らしく綺麗にされていたことにびっくりした」との言葉をいただきました。 これはナルクの方々に暖かくお世話をいただいたお陰だと申せます。
この庭は、夫が他界した後も今に至るまで定期的に皆さまにお世話になり続け清々しさを維持しています。
男性の方は、定年までそれぞれ立派に職場で活躍されてこられたと思います。 定年後の人生はボランティアを生き甲斐とし、志を同じくする人たちと協力して活動範囲を広められたことは嬉しく思います。 若い方たちやご夫婦の方のご協力をいただくこともあり、今は気さくに暖かく助けていただいています。
今後も、皆さまを頼り続けることが多いと思いますが、よろしくお願い致します。
<追記: コーディネーター 和田亮吉>
今回、庭の手入れを提供させていただいている、香里園地区の横田八生子さんに会報記事をご依頼致しましたら、快くご承諾していただきましたので、ご紹介しました。
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