5・6地区合同地区会
6月20日(火)にラポールで5地区(23名)、6地区(27名)で合同地区会を開催しました。「終活」「エンディングノート」、講演の「終末期医療」「尊厳死」の話は関心のあるテーマで、講師も外部から来ていただいたので、合同の開催になりました。
終末期の医療には延命装置を取付け、胃ろうして延命する方法と痛みを取って自然に死を迎える緩和治療の方法があります。尊厳死とは人の不治かつ末期に際して、自己の意思により、延命装置の不開始または中止を求めた自然死です。
これに対して積極的な方法で死を早める方法が安楽死です。良く混同されますがまったく違う事です。自分が尊厳死を望んでいてもその意思を家族にどう伝えておくのか、又は、家族のいない一人暮らしの人は緊急・救急時の時どうすれば良いのかが一番の課題のようです。
枚方市では「安全カプセル」の制度があり、これは緊急連絡先・かかりつけ医療機関・介護支援事業者名等を記入した情報カードに「尊厳死」等、自分の意思もはっきりと記入して「安全カプセル」に入れ冷蔵庫に保管保存して緊急時に役立てる方法です。
最後に3人の方の質問・体験談があり講演会は終わりました。その後5・6地区の現状説明の後、会員の懇親会があり地区間の親睦も深められ、なごやかな雰囲気の中で閉会しました。