趣味のひろば 戻  る 掲載日:2013/11/30
【ふれあいルーム「天の川」での展示品の紹介】(開催年月:2013年10月)
世界一美しいフンザの人々
投稿:四角 利和(9地区)
 今年6月、北パキスタンにあるフンザに旅をしました。辺境専門の旅行社に「子供・美人・雪山」のキーワードから即座にここを紹介されたからです。
 フンザは1974年までは藩王国、そして嘗てのシルクロードの町、ITも高速道路も高層ビルもありませんが、7,000M級の山々に囲まれた自然豊かなところ、決して裕福ではないですが、子供から老人まで人々は見事に穏やかで美しい。特に子供たちの目がきれいなこと、桃源郷と呼ばれのがよく分かります。 ここを旅して人生観が変わりました。 
 可愛い子供たちや風景のほんの一部の写真(絵画)ですが、ご笑覧ください。(画像をクリックすると拡大表示します。)
「ふれあいルーム」での展示
<「ふれあいルーム」での展示>
フンザの藩旗
【フンザの概要(参考)】
  ◆国名:パキスタン・イスラム共和国  Islamic Republic of Pakistan
 人口:約3万人(パキスタンの総人口は約1億8千万人)
 時差:日本との時差 -4時間
 主な宗教:イスラム教イスマイール派
 主な言語:ブルシャスキー語(パキスタンの公用語ウルドゥー語も通じ、英語もある程度通用する)
  「フンザ」とは弓矢を持つ人という意味があり、藩旗には弓矢が描かれている。藩旗はかつての藩主の居城であり、フンザの象徴でもあるバルチット・フォート(800年以上の歴史を持つ藩王国時代の藩主の居城。1990年代に修復が行われ、現在は当時の伝統を偲ぶ博物館となっている。)にて見ることができる。
  「桃源郷」と謳われ、「長寿の里」として知られるフンザは、かねてより旅行者の憧れの土地であった。フンザとは谷の名前であるが、その中心地カリマバードのことをさす場合もある。
 春の杏、アーモンドの花や秋の紅・黄葉は有名で、四季折々の美しさがある。北部パキスタンは灼熱の南部パキスタンとは違い、夏もそれほど暑くならず日本の様に四季がはっきりと別れている。フンザの中心地カリマバードは標高2,400m付近の高地にあるため、日本の同時期の東京と比べると5℃前後、平均して低い気温になる。また、降水量は極めて少なく、毎月の平均降水量は5〜20mm程度の乾燥地帯。春から秋にかけては観光シーズンとなり、中心地カリマバードのバザールも賑わう。イスラム教イスマイール派を信奉する村人たちの優しさも印象的である。
 また、ハセガワ・メモリアル・パブリック・スクール(H.M.P.S)がある。 1991年10月10日にウルタルUで雪崩に巻き込まれ死亡した登山家、故長谷川恒男さん(1947〜1991年)の遺志を継ぎ、妻や友人、支援者たちの尽力によって1996年に建てられた学校である。現在、日本の幼稚園児から高校生にあたる約800人の児童・生徒が学んでいる。

北パキスタンのフンザ
<北パキスタンのフンザ>
ハセガワスクールの先生達
<ハセガワスクールの先生達>
歓迎のコーラス
<歓迎のコーラス>
中学生
<中学生>
親子
<親子>
フンザの子供と老人
<フンザの子供と老人>
星の王子様みたい
<星の王子様みたい>
フンザのMehiweちゃん
<フンザのMehiweちゃん>
フンザの美眼少女
<フンザの美眼少女>
フンザ帽つくりのおばあさん
<フンザ帽つくりのおばあさん>
フンザの町(川の手前)
<フンザの町(川の手前>
フンザ近くのユニークなレディーズフィンガーピーフ(左)
<ユニークなレディーズフインガ―ピーク(左)>
フンザ近くのシスパー峰トグルキシ氷河
<フンザ近くのシスパー峰トグルキン氷河>
フェアリーメドウから見るナンガパルパット峰
<フェアリーメドウから見るナンガパルバット峰>
ラカポシ峰に架かる天の川と星々
<ラカポシ峰に架かる天の川と星々>