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絵を描き続けること(掲載月:2005/5)
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第4地区:石西 修作
自宅のアトリエにて
<自宅のアトリエにて>
石西修作 作品集
<石西修作 作品集>
 子供の頃から、図画工作が好きだったせいか小学校卒業時の作文集に、「将来自分は、何になりたいか」というテーマに対して、「自分は将来、芸術家になりたい」と書いている。
 『図工というものは、人の心を楽しませ、美しくするものである。  自然の美しさに、見とれる心が図工なのだ。  それだけではなく、図工の中にも人の生命が溶け込んでいるのだ・・・・。』(中略)  自分でも、小六時代に書いたとは思えない生意気なことを記述していて、汗顔の至りである。
  しかし、この夢は果たせずして、サラリーマン生活を経て、今から六年前に定年退職した。退職とほぼ同じ頃に知人の紹介で、「社団法人創元会」に入会。
 この会は64年の歴史を持つ、日展系の絵画団体である。毎年4月に、東京で本展が開催され、そのあと全国6拠点をめぐる巡回展が行われる。
 大阪は、天王寺の大阪市立美術館にて、毎年7月下旬〜8月にかけて6日間巡回展と支部展が同時開催される。 この毎年の4月、7月の展覧会出品に向けて、悪戦苦闘が続くのである。
 その年の展示会が終わると、反省を踏まえて、来年の構想に入る。モチーフを何にするか。テーマが決まれば構図をどのようにするか。 この構図の良否が絵の良否を大きく左右するのである。あとはキャンバスに自分の思いをどう表現できるかであるが、これがまた、戦いと悩みなのである。
 人はなぜ絵を描くのか。それは自分自身に向けた好奇心。自己探索のための放っておけない燃えるような衝動こそ、絵を書く行為の源泉である。
   そしてスケッチの意味について、「生きている自分がいて、生きている現在の時間を切り取って描いていくところに、スケッチの妙味がある」と。  ある絵画誌に書かれていました。
  小学校時代に抱いた芸術家とは、程遠いものですが、これからも絵をかき続けることと、そして一方では詩吟と漢詩づくりを続けていくこと。
 この二本柱を私の生涯学習の源泉として、自己実現を図って参りたいと思います。 
 以下、主な作品ですが、どうぞご覧ください。(画像をクリックすると拡大表示します)
 尚、2005年10月4日(火)〜17日(月)門真市の松心会館にて個展「石西修作 油彩画展」 を開催しました。

奥琵琶湖(海津)
<奥琵琶湖(海津)>
奥琵琶湖(大浦)
<奥琵琶湖(大浦)>
伊豆の稲取
<伊豆稲取>
大瀬より富士を望む
<大瀬より富士を望む>
水門
<水 門>
水門のある漁港
<水門のある漁港>
大山を望む
<大山を望む>
水門のある堤防
<水門のある堤防>
無我
<無 我>
月光に祈る
<月光に祈る>
雪中行脚
<雪中行脚>
雪中行脚
<雪中行脚>
雪中行脚
<雪中行脚>
石西修作油彩展」展示作品
旅の修行僧
<旅の修行僧>
「石西修作油彩展」展示作品
梵鐘に祈る
<梵鐘に祈る>