
会員研修会の様子

心肺蘇生の実習風景
会員研修会が7月14日「ラポール枚方」で開催されました。講師は、日赤大阪支部の温顔な和田野元美先生と赤十字奉仕団員4名の皆さんです。参加者は研修室一杯の40名。
前半は急病時に現れる症状とその対応方法について教わりました。
☆からだの左の痛みは心臓病を疑うべし。
☆脳卒中は「FAST」で判断すべし。
F: Face 顔が歪んでいないか?
A: Arm 腕がだらんとしてないか?
S: Speech ろれつがまわっている?
T: Timeこんな症状があれば、4・5時間以内に病院へ!
高齢者の体内センサーは、低下していることを自覚し、熱中症予防も注意すべし!
続いて、研修の要である実践訓練開始。訓練マネキン「リトルアン(Little Anne)」とAEDを使い「心肺蘇生処置」を2時間みっちり鍛えていただきました。胸骨圧迫、人工呼吸、AED使用を経験し、人助けには相当の体力を必要とし、周りの人たちの協力が是非とも必要であることがよくわかりました。
心肺蘇生では、「胸骨圧迫30回、人工呼吸2回」を「強く、早く、絶え間なく」救急車到着まで行うことが肝要であると。本番ではこんな風にうまく出来るのか心配ですが、「受講証」もいただきましたので、緊急時は頑張って実力を発揮したいと思います。
また、突然の病気やけがで困った時は電話「#7119番」子どもの病気で困った時は「#8000番」で相談を!との耳寄りな情報も教えていただきました。 実り多く勉強になった半日講習でした。