
コーディネーター養成講座
2016年1月27日「ラポールひらかた」において上記講座が開かれ、枚方拠点23名、寝屋川拠点4名、高槻島本拠点2名、計29名の受講者がボランティアやコーディネートの基本について学んだ。
午前中は、本部西村順子理事による「コーディネートの理念と心得」、和田代表による「コーディネートの手順と書類」の講義があり、午後からは近藤部門統括による「家事介助支援について」のほか、各COからの活動紹介があり、その後5つのグループに分かれて現状の問題点や、講義の中で理解できていなかった部分について討議された。
また、各グループからの討議内容の報告ののち、西村理事や和田代表から補足説明があり、修了証書が交付された。
私自身は昨年入会してから事務所当番や通院介助などの活動の中で、COの方がたいへん苦労されていると感じていたので、その地域の会員のスキルの把握や、支援を必要としている人の情報収集やその調整など、改めてその難しさを再確認することになった。
新聞やテレビでも報道されているように、介護保険は制度そのものが立ち行かなくなるのではないか、とまでいわれている。確かに保険料が上がるばかりで、提供される介護サービスのほうはとても充実してきているとはいえない。今では「下流老人」という言葉まで飛び交っている。また、2025年問題も目前に迫っている。
これからは、NPOやその他のボランティア団体の持つ地域の力が今後ますます重要になると思われる。ナルクの活動が持続する、あるいはもっと拡がってゆくためには、より多くの会員が負担を分かち合い、COをサポートし、より気軽に活動できるような環境作りが必要ではないかと考えさせられた。