こども未来財団とナルクが主催する「2013年度・子育て支援大規模研修会」が、1月8日こども文化センターで328名の参加者で開催されました。
「天の川クラブ」からは三十数名の参加者がありました。
「こども未来財団」は1994年(ナルク設立の年)に、少子高齢化に進み始めた時代を受け、子どもを産み育てやすい環境づくりを進めることにより児童の健全育成に寄与し、活力ある社会の維持・発展を目的として設立されたものです。
プログラムの第1部は、事例発表から始まりました。 1件目は、保育所で一筋に子育て支援をしてきた経験から福地洋子さんが、最近の子育て事情の難しさ、地域と連携した支援の必要性を訴え、2件目はナルク丹波の事務局長・笹倉武史さんの、子どもを自然環境の中、屋外遊びを通じて支援してきた話でした。
引き続き、こども未来財団の岡村一枝さんをコーディネーターとして、ナルクの高畑会長、福地さん、笹倉さんによるパネルディスカッションで活発な討論が行われました。
第2部は人気作家・エッセイストの阿川佐和子さんの講演「ボランティアと聞く力」です。 アメリカのワシントンDC在住時にスミソニアン博物館でボランティアをしていた体験を阿川さん独特の話術でユーモアを交えて話され、参加者も満足した大規模研修会となりました。
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