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在宅支援活動とシニア介護サポーター(掲載月:2008/08)
報告:近藤秀子 (7地区)


 会員相互扶助活動の中の家事介助支援は、高齢者が住み慣れた地域で自立して暮らせるよう側面からのお手伝いをします。
 6月の定時総会で、上田代表が活動計画案のトップに「在宅支援活動はナルクの大きな柱です」と在宅支援活動の重要性をお話になりました。
 会の発足当時、はつらつと提供活動されて会の発展にご尽力された会員さんが、だんだんと支援を必要とされる立場に変わってこられている、会員の高齢化を踏まえてのことでした。 社会の少子高齢化問題は、そのままナルクの課題でもあるわけです。
 同時に、高畑会長は公的な介護部門を支えているヘルパーの就業率の減少、離職率の多さを危ぶまれて、「ボランティアができるインフオーマルの部分はボランティアが引き受けましょう。 そのためには提供会員の技量アップは不可欠です」とお話になりました。
 これらに備えて今年度、ナルクシニア介護サポーター制度がスタートしました。
 この制度は、かつてのホームヘルパー3級程度の知識・技量を在宅支援にかかわる皆さんには身に付けていただきたいということです。
 お二人のお話を受けて、利用会員と提供会員双方の関係を上手く機能させるためにできることは何か。 会員相互扶助の活性化を図るにはどうすればいいのか。 その一つとして、情報集めをすることになり、提供活動の情報掲示板のようなものを定期的に会報に掲載することを考えました。
 会員には具体的な活動に登録していただく。現提供者の都合が急に悪くなったようなとき、代替がスムースにできるという具合です。
 このシステムが「ボランティアが楽しい!」と思えるような活動に出会えることの一助となることを願っています。