
ダンスに興じる永盛夫人
普段は平和な家庭生活に慣れていて何の心配もしていませんでしたが、家内が昨年末に突然、歩行困難となり、痛みを訴えるので救急車を呼び即日入院しました。脊柱管狭窄症の病名です。起きることも座ることもできず、寝たきりでした。
1カ月後には歩行器で歩ける程度になりましたが、転院させられリハビリの効果もなく自発的に退院しました。約2カ月の入院でした。普段は家事一切は任せて安心していましたが、全部自分の負担で整理せねばならず、炊事、洗濯、掃除等は大忙しで1日では整理できません。どこにあるのか、どこに仕舞うのか、洗濯機のスイッチはどうするのか。ご飯の炊き方も分からずでパン、ラーメン、豚まんで代用しました。いつしか地区代表世話人に知れて、今こそナルクを利用したらどうかと相談を受けました。溺れる者の姿です。週1回でも、とお願いして炊事の応援を頼みました。ようやくまともなご飯を頂きました。
そのうち家内も無理をして退院しました。退院できても不自由ながら杖の支えで何とか家事もできるようになりましたが、私も以前に増して協力しております。これからはナルクの原点を忘れずにできる範囲で時間預託活動に努めたいと思います。
« Back