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人の輪・心の輪(掲載年月:2006/12)
投稿者:山本 義信(1地区)
筆者
<筆 者>
 私事ですが去る3月、我が家が火事となりました。  幸い半焼でしたが家財はほぼ全滅。 一時は茫然自失でした。 直後から実に多くの方々の助けをいただきました。
  ナルクの皆さんはもちろん、ご近所の方々、元の会社・ハーモニカ・俳句・ゴルフなどの仲間、親戚、知人が、後片付けや見舞い・激励に来てくださいました。 特にナルクの皆さんからは献身的に後片付けや妻のフォローをしていただき、「ナルクの一員で良かったなー」と心底感じた次第です。
 「男は背中で泣く」と言いますが、ある方の激励の電話の後で不覚にも声を出して泣いてしまい、孫に「オジイチャンが泣いているよ」と笑われました。   よほど皆さんの暖かい気持ちが心に沁みてありがたかったのだと、今改めて感じています。
「秋のつどい」でハーモニカ演奏中の向って左の筆者
<「秋のつどい」でハーモニカ演奏中の向って左が筆者>
 私は八方美人で、いろんな会に首を突っ込み、好きなことをしています。  ナルクでのパソコンの指導・助言ボランティアも、 ハーモニカで福祉施設への演奏活動も、 自分が楽しいからやっているのですが、今回の火事のようにいざという事があったとき、人と人とのつながり・輪の大切さと、人の心の温かさをしみじみと感じます。
  最近でも、ある福祉施設でハーモニカ演奏の後、100歳のおばあちゃんから「良かったよ、ありがとうね」と握手をいただきました。  また、児童の下校時の見守りのときも「お帰り」と言うと「おっちゃん、サヨナラ」と元気良く答えてくれます。  このように100歳の方からも10歳の児童からも心にパワーをもらっています。
「できるときに」「できることを」・・・で、人の輪・心の輪を広げて行きたいと思っています。(パソコンコーディネーター)