戻る 会員だより
地域で守る子どもの安全!(掲載月:2006/03)
第7地区:近藤 秀子
パトロール中
従来より月1回の立ち当番と交通指導
  2001年は池田小学校殺傷事件をはじめとして児童を巻き込んだ事件が続いた年でした。 香里小校区では、従来から月1回の立ち当番と交通指導をPTAや青少年を守る会が取り組んでいました。
「たんぽぽパトロール」が発足
 池田小事件後、保護者全員で取り組む「たんぽぽパトロール」が従来の活動に新しく加わりました。  「たんぽぽパトロール」は65登校班の保護者が最低二人以上のミニグループを作り、『 できる人ができる時に 』を合言葉に活動しています。  パトロールグッズと称するノート・タスキ・腕章・防犯ブザーを持って下校時から夕方にかけてのパトロールです。  校区内で常にパトロールが実施されている状態になりました。 仕事を持っている保護者は休日パトロールも可とし、柔軟な体制で取り組んだことが成功の要因でしょうか。 さらに「パトロール中」と書かれたプレートを自転車やバイクに付ける運動も始めました。
  校区内の自治会では「声掛け挨拶運動」と共に『午後2時過ぎが活躍の時』と家の外回りの仕事、買い物、散歩など、この時間帯に戸外に出る運動を展開しています。  昨年から始まった校門での安全監視員の地域ボランティアも40名余が関わっており、比較的活発な地域といえます。
活動の一元化取り組み
 しかし、学校、PTA,自治会、地域団体などのそれぞれ別々活動では充分とは言えません。 校区ではより効率的に、また空白時間帯を作らない体制を作るため各団体が集まって活動の一本化を検討しているところです。
 地域の子どもの安全を守るという観点に立てば、この合同プログラムへの参加は地域住民としての責務と思います。 現在小学校に関わりのないナルク会員であっても住民の一人として積極的に参加することが求められていると考えます。