戻る 奉仕活動
  「介護支援」 ひかるちゃんが私の生きる力に!
(掲載日:2010/07)
報告:浜田 佳代子 (3地区)
ひかるちゃんを囲んで(提供者交流会にて)
<ひかるちゃんを囲んで(提供者交流会にて)>

 ひかるちゃんは、立つこと、歩くことができません。 小学校入学と同時に私たちの車椅子の送迎が始まりました。 お母さまから、4年生の終わる今年3月に送迎は終了したいとの連絡を受けました。
  3月末のひかるちゃん支援の提供者交流会の席で「5年生は、児童会が利用できなくなる。 それは障害を持っているひかるちゃんも同様で、行政に何度も掛け合ったが認められず、奔走の末やっと、あるNPOの支援を得ることになった」とのこと。 しかし経済的負担は大変大きなものと聞いています。
  そこで、私たちで何とかお役に立てないものかと話し合いました。  車椅子から部屋への移動、オムツ替え、果たしてできるだろうか、ギックリ腰にならないかと、心の葛藤はあったでしょうが、賛同の声が出て、みんなの心がひとつになりました。   私は何と素晴らしい人たちと行動をともにしているのだろうと感動しました。
  5月になって、お母さまから連絡が入り、私たちが、NPOの方たちの指導を受けて、6月から急きょ、出迎え、見守りの支援に入りました。
  コルセットの取り外しは少し大変ですが、ひかるちゃんの「ハイ!」の笑顔や一緒に歌を歌うとき、私の方が生きる力を頂いています。  一人で抱きかかえることが困難ならば、二人でも三人がかりでもいい、ゆっくりと、優しく、せめてひかるちゃんが小学校を卒業するまでは、見守らせて欲しいと願っているのです。