(掲載月:2006/10)
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報告:鈴木 美枝子(11地区) |

<白寿(99歳)で元気いっぱいの中越さん> |
毎年行われる「きんもくせい」デイサービスの敬老の集いが、去る9月10日の午後、5階の大ホールで開催されました。
ナルクからも日頃のお手伝いに加え、男性ボランティアも含めて10名が参加。 利用者さんと一緒になって2時間余りを楽しみました。
出演者は全部、職員さんと利用者さん。 歌あり、落語あり、詩吟ありで、皆さん、芸達者。歳を取っても人の前で披露できるものがあって本当に幸せそう。
中でも、皆さんの大拍手でお祝いを受けた中越末子さん(99歳)は、おしゃれな黒い帽子にスーツ姿。 100歳を前にしたご老人にはとても見えません。
日頃からデイサービスに参加されて、最近では手押しサークルですが、ついこの間までは自分の足で歩いておられました。 お話していても世間話が次々出てきて驚くことがあります。
そんな中越さんに聞いてみました。
● いつもお元気ですね。 病気をしない秘訣は。
若い頃から、好き嫌いなく何でもよう食べましたわ。 今も変わりません。(横から看護師さん。 出されたものはきれいにみんな食べられます。 もちろん自分でです。
のどに詰められたこともありませ
ん。)それに、よく眠ることですね。 いつも起きたとき気持ちがいいんです。
● ご家族は。
80歳の息子が近くに住んでいますが、私はここのケアハウスに一人で住んでいます。不自由することは何もありません。 自分の手足が動くので。
● とってもおしゃれで、いつも感心しているんですが...
特別なことをしているわけではないのですが、ちょっと帽子をかぶったり、ネックレスをつけたりすることが好きなんです。 夫が早く亡くなり、息子を育て上げねばならず、働きづめに働いてきたから、身に付いたのでしょうか。
● ありがとうございました。 ますますお元気で、おきれいでいてくださいね。
「歳を取ったら、中越さんのようなおばあちゃんになりたい」。 中越さんはボランティアのあこがれです。
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