
卓球同好会のメンバーと(右端筆者)
2000年1月15日は私の60回目の誕生日であり、サラリーマン生活36年の定年退職日でした。当時は不況のさなかで定年延長など夢のまた夢でした。
サラリーマン時代は、会社と自宅の往復のみで地域とのつながりがなく,退職後は「沈黙の世界」に陥り俗にいう「ぬれ落ち葉」の状態になりました。こんな環境から救ってくれたのがナルクへの入会でした。
そのきっかけは、出身地佐賀県唐津市の高校時代の友人がナルクの会員で、同窓会の席上で彼のナルク・ボランティア談話に共感し2001年7月に入会した次第です。
入会後は車の運転が好きだったので、すぐに送迎活動を始めたのですが、翌年4月にはまだ西も東もわからないときに、コーディネーターを任されました。
当時はパソコンがまだ普及していなかったので、1件の依頼に対して5~6回も電話して提供者を探す原始的な方法でした。やがてパソコンが普及してきたので、提供者の方々のアドレスを1グループにまとめ、1回の送信で用件が提供者の皆様に伝わるので有り難いツールでした。
送迎の他には運営委員・事務局(活動報告書入力・当番・会報編集等)・生きがい創造学園・生涯学習センターきらら・サンポエム配食・青色防犯パトロール・社会福祉協議会のボランティア連絡会等の活動に参画し多忙な毎日を送りました。その結果、時間預託活動点数は3,000点を超えました(うち1,300点を「天の川クラブ」に寄付)。
そのほか同好会活動ではゴルフ・テニス・卓球・カワセミ等に参加していましたが、再生不良性貧血を患い体力が衰え、現在は卓球のみ継続しています。
なお健康維持のため毎日約9,000歩・1時間余、天野川堤防を歩いていますが、春の桜・秋の紅葉・川辺の鳥・鯉の遊泳等の自然の移ろいを楽しめます。周りの皆様に迷惑をかけずにピンピンコロリで人生を終えたいものです。