
代表 植本壽満枝
皆様にはお健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素は、ナルク「天の川クラブ」の運営に多大なご支援を頂き感謝申し上げます。
昨年は、年明けと共に「新型コロナウイルス感染症」が世界的規模で拡大し、大方の予想が的中して年末には第3波の大きな波が押し寄せました。そして、大阪の象徴である通天閣が赤く染まって「医療非常事態」となり再びの自粛生活に入りました。
このような状況下で「天の川クラブ」におきましても、感染防止の観点から3月~5月、12月の2度にわたり活動休止とさせて頂きました。
定時総会も書面表決とし、秋のイベントやバス旅行など会員相互の絆を深めて活性化を図るイベントも中止せざるを得ない状況になりました。その結果、会員の皆様には大変な不自由をお掛けし、会員間の連携も薄れ、ボランティア活動への意欲低下をもたらしたのではと危惧致しております。
6月から内部活動は徐々に復活しましたが、12月に入り感染は止まることなく更に拡大して、私たちナルク会員から感染者を出さないことが最重要と考え、再び活動休止とさせて頂きました。
福祉施設等の外部活動も休止状態が続き、利用者さんとのふれあいの場も無くなり、生きがいを感じておられた会員の方々に対し大変心苦しく思っています。
しかし、生活援助訪問事業「ナルクすこやか」の活動は万全な感染予防対策のもとに事業を中断することなく継続しました。利用者の方から、従事されている生活支援員の方々に対し、温かいお言葉をかけて下さるとお聞きしています。献身的な活動への評価だと思います。関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。
さて、今年は丑年です。先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われています。ナルクの基本に立ち返り、「自立・奉仕・助け合いで生きがいを」を共有して、コロナ禍でも委縮することなく、粘り強く一歩ずつ前進することが大切と思います。皆さんのお一人おひとりの力が原動力となります。引続きご支援の程よろしくお願い致します。
また、明るいニュースとして、今年は1年越しのオリンピックも開催予定であり、人間の英知で何とかコロナウイルスを制圧して無事開催されることを期待しています。
時間預託活動・奉仕活動、そして、会員相互の絆を深める大きなイベント(総会・秋のイベント・バス旅行等)や地区会・交流会・同好会活動等が復活し、通常の日常生活になることを願って止みません。
会員の皆様にとりましても今年こそ活気溢れる年になりますと共に、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。