
サンポエムで活動中、左が筆者
私は、ナルクに入会して3年が経過した程度で、ボランティア活動については日々勉強中です。本年6月に運営委員を引き受け、委員会に出席させていただく中で、ナルクの活動状況が少しずつ分かるようになって来ました。
現在サンポエムのデイサービスで昼食後の喫茶のお手伝いをしています。お好みのコーヒーやアイスクリームなど注文の品をつくり、利用者さんに配ります。ホットコーヒーの時は「熱いから気を付けてね」と言うと「ありがとう」と言葉が返ってきて、とても嬉しく思います。
喫茶の後、施設スタッフのリードでゲームや漢字の読み方などをして楽しい時間を過ごされるのを見守り、私も穏やかな気持ちになります。そして食器洗い、おやつタイムのお手伝い、後片付けなどで仕事は終わります。帰り際に「今度いつ来てくれるの?」と声をかけてくださるので、その時はナルクで活動してきて良かったと喜びを実感します。
私は、永年にわたり茶道の修行を積み重ね、平成23年6月に「茶道表千家教授」の免状(玉里 宗幸)を取得しました。もう一つの趣味は絵画です。習い始めて40年余りになります。現在も月4回絵画教室に通って油絵を描いています。オレンジ色に燃えた太陽が地平線に沈む夕日をキャンパスに描くのが得意です。さらに旅先で出会った田舎の景色もよく好んで描きます。そして毎年1回市民ギャラリーの絵画展に出品して来訪者に観賞して頂いています。
私は、以前に大きな病気をして一時は元気を失っていました。でも、高知で暮らす娘が「最近お母さんとても元気になって、声が明るくなったね」と言ってくれます。
ナルクに加入してから自分でも元気になったと感じます。これからも、私自身の健康と生きがいのため、二つの趣味とボランティアで「生涯現役」の明るい人生を送れるようにと願い、自分のできる範囲内で皆様とともに頑張っていきたいと思います。