
代表 植本 壽満枝
去る6月5日「メセナひらかた」で開催された第25回定時総会におきまして、代表に就任致しました植本壽満枝でございます。
総会時の挨拶でも申し上げましたように私にとってはナルク歴10年という短い経験ですので、このような大役を果たせるか大変不安です。代表の役を受けるに当たっては、長い間悩んだ末にお受けした次第です。
しかし、お受けしましたからには、先人達の築かれた伝統を引き継ぎながら一歩でも前進したいと思います。どうぞ叱咤激励と会員皆様のお力をお貸し下さい。
今年はナルク本部と「天の川クラブ」が、共に設立25周年の節目の年を迎え、本部は「将来のナルク」「永続するナルク」を目指し、ビジョン委員会を立上げ種々改革に取り組まれています。
「天の川クラブ」も拠点で出来る事、本部へ提言する事柄等についても会員皆様のご意見を頂きながら運営委員会で論議を重ねて参りたいと思います。
「天の川クラブ」に、発足時に高いボランティア意識に胸を膨らませて入会された方々も高齢化となり、時間預託活動・奉仕活動などにも影響が見え始めています。
また、就労期間延長が提唱されるなどにより、今後入会される方々も更に少なくなる事が予測され、会員数の減少傾向は避けて通れない状況です。
この様な背景の中で、ナルク「天の川クラブ」の活動を停滞させることなく進めるには、新会員の確保が最重要課題と思います。
そのためには、生きいきとした楽しい活動の姿を市民の皆さんへPRし、ナルクの認知度を高める事が大切と思います。その一番の近道が奉仕活動や市の受託事業運営にあると思います。
奉仕活動は、数人で活動する場合が多く、お互いに助け合いながら、ふれあいのきっかけともなり、お友達も沢山出来ます。今まで参加されなかった方も自分に合った活動の場がどこかにあると思いますので、奉仕活動への第一歩を踏み出して頂きたい。そこから仲間づくりと、楽しい活動へと繋がると信じています。
高齢期になって活動出来ないから退会したいとのお声を聞くこともありますが、社会との繋がりも薄れがちになった時こそ会員同士のふれあいが必要です。事務所のふれあいルームを有効活用して頂きたいと思います。今後「ふれあいの日」の設定も検討します。
今年度の目指す方向は、「楽しいナルク」と「安心のナルク」です。ナルクに入会して良かったと思えるようなそんなボランティアグループでありたいと願っています。皆様どうかよろしくご指導ご支援をお願いいたします。