本年５月は先の天皇の生前退位が行われ、新天皇が即位されて元号も「令和」と改元されました。
　又、ナルク本部及び「天の川クラブ」は今年設立25周年を迎え、一つの節目として、いろいろな意味で新しい時代の到来が期待されています。
　私自身もナルクへ入会して10年、時間預託を中心としたボランティア活動と共に「出来ることを、出来る時に、出来る方法で」と云う活動の３本柱が最大のキメ手となっての入会で昨年から事務局長の任に付き今日に至っています。
　この10時年を振り返ってみますと、特技もなく活動そのものが少なかった私にとって良かったのは、ナルク活動を献身的に取り組まれている多くの会員との出会いがあり、その活動を通じて培われた絆や感動が自分自身の大きな喜びとなり、財産になっています。
　“何かに一生懸命になっている姿は、何よりも美しく尊い”と云う言葉が大好きで、ボランティア活動はまさにこの言葉の通リであり、自分の為にもこの言葉を励みに進んで行きたいと思っています。
　現在、ナルク全体として会員の高齢化や会員の減少による活動の停滞が危惧され、新しい仕組みや諸活動の取り組みについて提案検討されています。これらの内容が一日も早く具現化され、今後への大きな勇気と明るい希望に繋がっていくことを願ってやみません。　　　
　同時にこれらの活動を支えるのは何と云っても人であり会員一人ひとりの皆さんです。いろいろな課題に対して共に助け合い一体となって進む仲間との絆が何よりも大切ではないでしょうか。
　私自身はこれからも多くの方との出会いを喜び、お互いに助け合い、共に活動できる仲間づくりに邁進して行きたいと思っています。