
筆者
1994年4月WAC(ナルクの前身)設立総会が天満「エルおおさか」で開催され、行ってみると場内は満杯、廊下の窓を開けて話を聞くという大盛況の場でした。主人が「老後は子供達には頼れない。この会に入会しよう」との一言で入会しました。
入会後すぐに5月6月の2か月、枚方市主催のホームヘルパー3級課程を1日4時間・13日間受講しました。就任直後の高畑会長ご夫妻、後に「天の川クラブ」の事務局長を務められた小山さんご夫妻他7名が修了証書を受けました。
続いて7月枚方WACが設立され、事務所と言っても電話以外何もなく、必需品は持ち寄り、寒い日はこたつに足をいれての会議でした。こんなスタートから23年、いろんな出来事がありました。
利用者の叱責に涙したこと、利用者の感謝の言葉が嬉し涙となったこと。子供たちの笑顔に元気を貰ったこと。年末に在宅支援の要請が9件も来た時には怒りを覚えたものでした。
サンセール香里園の売店、おやつ作り、 サンポエムの配食活動、志希自然小学校、エイジフリー・ライフ星が丘の盆踊りなどなど思い出は尽きません。“一番の思い出はなに?”と聞かれたら「地震の怖さ・厳しさをナルクの活動を通じて体感したこと」です。
阪神淡路大震災は事務所開設の半年後、東日本大震災は20周年の年でした。阪神淡路大震災時の時は、京阪淀屋橋駅と天満橋駅での街頭募金や神戸東灘区木山南小学校グランドでの炊き出し、おでん、焼きそばを300食造りました。とっても寒かった記憶が蘇ります。又、東日本大震災では、大川小学校の子供を想うたびに眼が潤みます。
ナルクが大好きで、“嫌や”と思ったことはありません。大勢の友達に恵まれました。年齢とともに動作も鈍くなりましたが、これからも体力の続く限り頑張るつもりです。娘も言います「お母さんナルク辞めたらアカンで」と。また、麻雀・グランドゴルフも大好き、こっちも頑張っています。