2013/07 ~ 前月 ひと言(巻頭文)

掲載年月:2018/04

ひ と 言(会報巻頭文)

新しい年度に向けて

代表 和田 亮吉

満開の桜、公園より事務所を望む
満開の桜、公園より事務所を望む
 日頃はナルク活動にご理解ご協力いただきありがとうございます。
2017年度は、会員数が800名を下回り残念でしたが、時間預託活動は順調に推移し、奉仕活動は、地域社会に貢献する活動が活発で、計画を大幅に上回ることができました。
 この度、枚方市市制70周年記念式典で永きにわたり、市の発展に貢献した功績により表彰を受けました。これも皆様の高い志の結果の表れであり感謝申し上げます。
 また、長年活用して来た福祉車を乗降しやすい新車に買い換えた事や、「天の川クラブ」設立以来初の本部による業務監査を受け、拠点運営の健全化に向け貴重な指導を受けるなど、充実した一年でした。
 一方、高齢者の自立生活支援のため、枚方市の総合事業が昨年から本格的に開始されました。「天の川クラブ」は地域貢献と位置付け、自助・互助の役割を担い「生活支援員養成研修」を2回実施して支援員の養成を行うと共に、同年4月に生活支援訪問事業所「生活支援センター ナルクすこやか」を立ち上げ要支援1・2の市民の方に支援を開始しました。課題も山積していますが、今後も地域社会の要望に応えられるよう、支援活動を継続して行きます。
 2018年度に向けて
 会員増への取り組みは、今後も継続して行かなければなりません。会員一人ひとりの協力で「声かけ」や「誘い合い」を行うことが大切です。また、ホームページや各種イベントでチラシ等を配るなど本年度も会員増へのPRを行っていきます。
 ナルク本来の目的である「会員同士の助け合い」が最も重要です。ナルクの理念である「出来ることを」「出来るときに」「出来る方法で」については、年代によって取り組み方法が違ってきます。
 50~60歳代は、気力・体力・意欲もあり充実した年代です。夫々の活動へ積極的に参加して頂きたい。
70歳代は、その人によって気力・体力に差が出てきます。したがって、その方に合ったボランティアを考え取り組んで頂きたい。
 80歳代以上の方は、一人ひとりが何かのやりがいや生きがいを見つけて、利用や提供を問わず、会員同士の関わりをもって元気に過ごすことが大切でしょう。
「天の川クラブ」の平均年齢が75歳に達した今こそ、それぞれの方が自分に合った取組みをしていきましょう!会員皆様が、楽しく安心の出来るようにと願っています。
 

    « Back