
5日にオープンした新事務所
長年慣れ親しんだ事務所でしたが駐車場等の問題もあり昨年末に新事務所に移転し 新年から本格的な活動を開始しました。この機会に従来活動のさらなる充実・強化と、新しい事業の積極的な取組を進めることになりました。
当拠点の会員の動向を見ると、今ナルクは創設から22年が経ち世代交代の過渡期に入っていると感じています。ここ数年、会員数は他拠点同様に減少となっています。
会員増強のため、この5年間代表他のメンバーが各地区会に参画し「天の川クラブ」の活動状況の報告や地区会の充実のため地区世話人の配置等会員との相互理解に努めてまいりました。またふれあいルームの開設で同好会の拡充を積極的に行ってきましたが残念なことに減少に歯止めがかかっていません。
退会の内容は高齢化に伴うものが大半ですが長年会員であったが「活動の機会もなく、また参加も出来ないので」との理由で退会される会員もおられます。
こんな時期こそナルク本来の会員相互の時間預託制度に注目してほしいものです。時間預託は双方向のボランティア活動です。ボランティアを提供する人と利用する人から成り立っています。「何もできなく」とも、「何かをしてもらう」利用者がいてこそバランスが取れます。現在は出来ていても将来自分一人では出来ないことがキット起こると想定されます。具体的には、家事介助・庭木の剪定や手入れ・送迎・パソコンの指導等々日常生活に直結する手助けが必要になってきます。そこに「ナルク」の存在意義があるのです。
会員の増強に会員の「口コミ」は大きな手段です。現会員の皆さんには「出来ること」に限定せず新しいことに挑戦しナルク活動を通じて自身がボランティアの楽しみ・生きがいや充実感・人とのふれあいを実感するこが第一歩であると思います。趣味や技術を磨く同好会活動も幅広く行われています。まず、活動に参加し自身の体験を基に良いところを友人知人に訴えて新会員の増強に協力をお願いします。
一方、参加することにより「天の川クラブ」に対しいろいろな疑問や提言も生まれてくることでしょう。忌憚のないご意見や改善点を提言して下さい。そのことが「天の川クラブ」発展の原動力なると信じています。