2013/07 ~ 前月 ひと言(巻頭文)

掲載年月:2016/11

ひ と 言(会報巻頭文)

奉仕活動の5年を振り返って

統括 東平 守弘

 高齢化と人口減が進む中で、高齢者は体力や経済力の個人差が大きく、就労ニーズは多様であります。日本の高齢者は65歳を越えても就労意欲の高い人が、200万人を超えていると報じられています。
 一方、当「天の川クラブ」では多くの会員がボランティア・奉仕活動の意欲が高く、過去5年間の活動を振り返ってみました。
 下の表1は2012年~2016年(推定)の奉仕活動点数の推移であります。
 活動別区分別では、①福祉施設活動は、横ばいとなりました。②子育て支援活動は600点増、③環境美化活動は、若干増えました。④その他外部活動は青パトやハンドマッサージが新しい奉仕活動となり1,200点増となりました。ナルク外部活動合計では、2012年度は約4,386点の活動が、2016年度は6,380点となり2,000点増えました。ナルク内部活動も1,000点増となりました。
 総合計では2012年度9,766点が2016年度推定では12,700点と大幅にアップの予定です。
 次に表2は、活動者の推移で、5年間で延べ900名増となりました。その内の外部活動では新しい奉仕活動の開始によって700名増、内部活動は200名増となります。
 時間預託活動が近年減少している状況の中で、奉仕活動は順調に増加しましたが、今後は地域に貢献する新しい活動を見出すことが求められます。


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